様々な見方があり、どの意見も正解であり、不正解なのでしょう。ただ、感染症対応が素人に委ねられることが大きな間違いです。 厚労省のデータを見て、最近の感染者は少なくなっているが、特に重症者の数が極めて少なくなっている。一時西欧からの感染者追跡ができなくなり、感染者拡大し、医療崩壊に近い状況になり、重症・重篤者が多くなり、当然のことながら死亡者が増えた。死亡者の累計数の状況をみると一時急激に増加したが、最近は横ばいになっている。 数字をみると、よく理解できる。 6月30日現在感染者数は1,016名であり、空港検疫が119名であり、重症者は40名である。最大の懸念は今後空港検疫が増えてくるが、唾液検査にしろPCR検査の精度が70%ぐらいである限り、西欧からの帰国者の感染者追跡ができなくなるのではないかと想定できる。クラスター追跡班が海外からの感染が感染者拡大懸念を指摘していたが、いつの間にか、専門者会議が廃止されている。政府が厳しい意見を言うクラスター班を除外し、山中氏を中心にした会議に移行させている。実務家の感染症専門家集団を除外して山中氏などの学者に任せて大丈夫かという心配が大きい。 今後、素人集団が経済中心にしていけば、コロナ対応は、治療薬・ワクチン中心になっていくのでしょう。拡大化すれば、当然医療対応できなくなる。死者が多くなると同じである。政府の方針が経済中心に移行していることが、日本の感染症対策の機能・機関を破壊することになるのでしょう。年末のインフルエンザ流行前におかしくなるのではないか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
様々な見方があり、どの意見も正解であり、不正解なのでしょう。ただ、感染症対応が素人に委ねられることが大きな間違いです。
厚労省のデータを見て、最近の感染者は少なくなっているが、特に重症者の数が極めて少なくなっている。一時西欧からの感染者追跡ができなくなり、感染者拡大し、医療崩壊に近い状況になり、重症・重篤者が多くなり、当然のことながら死亡者が増えた。死亡者の累計数の状況をみると一時急激に増加したが、最近は横ばいになっている。
数字をみると、よく理解できる。
6月30日現在感染者数は1,016名であり、空港検疫が119名であり、重症者は40名である。最大の懸念は今後空港検疫が増えてくるが、唾液検査にしろPCR検査の精度が70%ぐらいである限り、西欧からの帰国者の感染者追跡ができなくなるのではないかと想定できる。クラスター追跡班が海外からの感染が感染者拡大懸念を指摘していたが、いつの間にか、専門者会議が廃止されている。政府が厳しい意見を言うクラスター班を除外し、山中氏を中心にした会議に移行させている。実務家の感染症専門家集団を除外して山中氏などの学者に任せて大丈夫かという心配が大きい。
今後、素人集団が経済中心にしていけば、コロナ対応は、治療薬・ワクチン中心になっていくのでしょう。拡大化すれば、当然医療対応できなくなる。死者が多くなると同じである。政府の方針が経済中心に移行していることが、日本の感染症対策の機能・機関を破壊することになるのでしょう。年末のインフルエンザ流行前におかしくなるのではないか。