>>181
「平凡な男が、突然、特別な存在に祭り上げられて、日に日にエスカレートしていき、最後、正体がバレ、大衆から見向きもされなくなる」
筒井康隆の「おれに関する噂」に少し似てますね。
大衆が熱狂できるものであれば、「平凡な男」でさえもニュースになってしまう。
期待にそむく事をしてしまうと、途端に大衆からそっぽを向かれてしまう。
コロナウイルスも期待と違って（？）死者数が伸びなければ、いずれ飽きられてしまうかもしれませんね。
もとい、飽きられるのは「2週間後の地獄」を叫び続けるオオカミ少年・玉川徹の方かも。
全盛期の筒井康隆ならば、この世相を痛烈に皮肉る作品を書いてくれたろうと想像してしまいます。