今号も配信、有難うございます。 ゴーマニズム宣言・第354回「伊藤詩織氏、勝訴!」 最初にお詫びいたします。先にライジング338のコメント№103・№104で、 >「あなたが悪いと言われて終わりですよ」と言った親も、子供の将来のことを思って、言った可能性はあるとは思うのです と記したのですが、よしりん先生の今回の記事をよんで、とんでもない誤解をしていたことが分かりました。そうではなく、受けつけて貰えない、という話だったのですね。自分の体験だけで判断してはいけないのだ、と内省します。井の中の蛙でした。 ほかのみなさんも語っていますが、伊藤詩織さんが自殺未遂を起こしていた、という事実を知り、唖然としました。艱難汝を玉にす、と言いますが、どれだけ頑張っても超えられないトラウマはあるのかも知れない、自分の場合も多々あって、前に記した「構って欲しい」メッセージで、自分がそこまで人に依存していたのか、と気づかされ、ならばこういう場では反応がないのが当たり前だ、あるいは人の心に訴えるほどのことを記していないのだ、と思わなければならない、こういうところに記すには、多少の遊びも必要だけれども、「覚悟」も要るのだ、ということを心がけているつもりなのですが、時々はへこむこともあります。そういう自分を自分で叱咤激励しているつもりなのですが(「気のせい」と思うようにもしています)。 ほかの人を傷つけるようなことを言ってはいけない、とも心がけているつもりです。 伊藤詩織さんの件からは外れましたが、こういう判決になり、本当に良かった、と思います。裁判で、自身の辛い体験をフィードバックさせられるようなことを無理矢理語らされ、「なぜ同じ事を何度も話さなければならないのだろう」という気持ちにさせられたことも沢山あったのだろうと想像します。かといって、こういう話を有耶無耶にし、政治権力で訴えそのものを反故にされたりして、被害者を続出させるようなありかたを許しておいていい、とは言えないと思います。 改めて、伊藤さんの勇気を賞賛するとともに、日本の性暴行事件のありかたに警鐘を鳴らさなければならない、二度と権力によって逮捕状が取り消されたりすることのないように、裁判が円滑に、正統に実施されること、決して他人のあらさがしや邪推に堕することのないように、と願います。また、これで山口氏側の控訴なんて無法が通らないように、(自分の塾の場合とは違って)山口氏はちゃんと責任をとって欲しい、と願います。権力を縛ることで、立憲主義が実現するのだから。 かといって、(少し蛇足を記しますが)これを口実に下らない言いがかりや被害者ぶった発言をする「アンチ」も、どうにかして欲しい、とも思います。あなた方はそれで何かデメリットを受けたの、インターネットのことなど無視すればよいだけではないの、と問いかけてやりたいです(これはアンチのアンチにはならないですよね)。 木蘭さんの方は、また改めて。 いちおうつけ加えます。まみさんへ。私が横から口出しする資格もないのかもしれないけれども、応援しています(私も二級の手帳を7年前に取得しています)。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:22136524)
今号も配信、有難うございます。
ゴーマニズム宣言・第354回「伊藤詩織氏、勝訴!」
最初にお詫びいたします。先にライジング338のコメント№103・№104で、
>「あなたが悪いと言われて終わりですよ」と言った親も、子供の将来のことを思って、言った可能性はあるとは思うのです
と記したのですが、よしりん先生の今回の記事をよんで、とんでもない誤解をしていたことが分かりました。そうではなく、受けつけて貰えない、という話だったのですね。自分の体験だけで判断してはいけないのだ、と内省します。井の中の蛙でした。
ほかのみなさんも語っていますが、伊藤詩織さんが自殺未遂を起こしていた、という事実を知り、唖然としました。艱難汝を玉にす、と言いますが、どれだけ頑張っても超えられないトラウマはあるのかも知れない、自分の場合も多々あって、前に記した「構って欲しい」メッセージで、自分がそこまで人に依存していたのか、と気づかされ、ならばこういう場では反応がないのが当たり前だ、あるいは人の心に訴えるほどのことを記していないのだ、と思わなければならない、こういうところに記すには、多少の遊びも必要だけれども、「覚悟」も要るのだ、ということを心がけているつもりなのですが、時々はへこむこともあります。そういう自分を自分で叱咤激励しているつもりなのですが(「気のせい」と思うようにもしています)。
ほかの人を傷つけるようなことを言ってはいけない、とも心がけているつもりです。
伊藤詩織さんの件からは外れましたが、こういう判決になり、本当に良かった、と思います。裁判で、自身の辛い体験をフィードバックさせられるようなことを無理矢理語らされ、「なぜ同じ事を何度も話さなければならないのだろう」という気持ちにさせられたことも沢山あったのだろうと想像します。かといって、こういう話を有耶無耶にし、政治権力で訴えそのものを反故にされたりして、被害者を続出させるようなありかたを許しておいていい、とは言えないと思います。
改めて、伊藤さんの勇気を賞賛するとともに、日本の性暴行事件のありかたに警鐘を鳴らさなければならない、二度と権力によって逮捕状が取り消されたりすることのないように、裁判が円滑に、正統に実施されること、決して他人のあらさがしや邪推に堕することのないように、と願います。また、これで山口氏側の控訴なんて無法が通らないように、(自分の塾の場合とは違って)山口氏はちゃんと責任をとって欲しい、と願います。権力を縛ることで、立憲主義が実現するのだから。
かといって、(少し蛇足を記しますが)これを口実に下らない言いがかりや被害者ぶった発言をする「アンチ」も、どうにかして欲しい、とも思います。あなた方はそれで何かデメリットを受けたの、インターネットのことなど無視すればよいだけではないの、と問いかけてやりたいです(これはアンチのアンチにはならないですよね)。
木蘭さんの方は、また改めて。
いちおうつけ加えます。まみさんへ。私が横から口出しする資格もないのかもしれないけれども、応援しています(私も二級の手帳を7年前に取得しています)。