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調べればわかることであり、政治的教条しか学習意欲のない人は困ったものです。様々な資料があるが、一番初歩的なものは次の通りです。

原子力教育を考える会「原子力発電は海を直接温める」

原子力発電所は日本では必ず海のそばにあります。何故でしょうか。それは余分な熱を海に捨てるためです。原発で発生する熱（核分裂で発生する熱）の3分の2は温排水として海に捨てられる。発電に利用される熱はわずか３分の１にすぎません。では、原発は海水をどのくらい温めるのでしょうか。標準的な原子力発電では１分間に７０～１００トンの海水を冷却水としてくみ上げ、温排水として海に戻します．５５基の発電所から流される温排水は１年間で１０００億トンに達します。原発はこの水を７度温めて海に戻すことになります。日本の全河川の水量は４０００億トンと計算しますと、すべての川の水を約２度上げて海に戻すことに相当します。

中国の原発の所在地などはあなたの方がよくわかっていると思いますが、内陸部などにもあり河川に流せば、日本のように冷却水温度上昇７度から２度になることはなく、日本より影響が大きいとみています。天候に対する大きな影響も否定できないでしょう。灌漑用水の影響も大きく作用します。