magna のコメント

あと、この番組で、東洋思想のアップデートを、おしゃってましたが、戦前までにアップデートされたのはあります。京都学派の西田幾太郎の西田哲学、主に場所の論理を代表されます。私は少ししかしてませんが、
弟子の三木清は、1945年に手紙で、西田の哲学を見直して、先にいかねばと書いており、この哲学を東洋的現実といいかえ、長所、欠点がある。その正体を見極めないとならない、言ってました。
多分、アップデートはこの言葉を指しています。

西田哲学は、当時入ってきた西洋の哲学に、東洋の論理を持って、戦わせ、融合したことから始まってます。
私は、西田のライバルの田辺元や、先にいった三木清の勉強してます。前者は場所の論理に対し、種の論理を提出し、自己と自己を生み出す共同体との対立を元にした接合により、類という、普遍性や国家の成り立ちについてのべてます。晩年は、戦争への反省からか、死者の哲学を書いてます。代表的で読みやすいのは、メメントモリになります。

後者の、三木清は国家というより、人間、そのあり方に関心を持ち、ヒューマニズムの研究をしてましたが、道半ばでなくなりました。
もし、戦後に生きていれば、昨日なくなった梅原猛の人生を大きく変えたかもわかりません。晩年の作品は、親鸞だと、言われてます。

No.3 72ヶ月前

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