フレデイ タン のコメント

シリア問題を考える時に私は満州の日本による植民地経営を連想せざるを得ない。

当時、満州の関東軍は表面的には日本の大本営から独立していた。実態は満州方面軍だったのに。でも、そこが肝。場合により、天皇陛下も知らないところで、勝手に第五列をも活用して、やりたい放題狼藉を行った。盧溝橋事件のでっち上げはその代表的な日本帝国陸軍の仕業だ。関東軍は中国のテロリストの蛮行だと宣伝し、朝日等もそう報道している。嘘だった。

中東は大イスラエル構想の下にウオルフォウイッツドクトリンに従い、イラクへの侵略を米国正規部隊が開始し、時のイラク主権を不当に粉砕した。その後、米国のイラク支配はうまく行かず混とんとして今もアナーキの状態である。その失敗の反省も無く、次はそのお隣のシリアアサド政権潰しに米国の戦争屋は何と今度は米国第五列を活用し、イスラム国家(別名IS、ダーイッシュが正式名)を陰で援助したのだ。日本のメデイアは、米国戦争屋の強制もあるのだろう、事実を隠すから本当のことを知っている日本人は非常に少ない。

中東の今の現状は大イスラエルという云わば現代版の満州。当時、満州は匪賊が暗躍した。日本製の匪賊もあり、勿論、中国共産党寄りのゲリアも活発に活動した。一方、現代の中東は米国援助のテロリストが蔓延しているのだ。シーアのフセインが惨めに惨殺された後、民族派のアサドが米国援助のテロリストにより、風前の灯になるのもいかんともしがたかった。情けない話だが、兎に角、米国はシツコイ。

何と、米国は自軍の基地をアサドの承諾もなく作っている。勿論、屁理屈をこねてだが。そういう切羽詰まった段階でアサドはプーチンに支援を頼んだのだ。プーチンの手際は凄かった。カスピ海からイラン上空を超えて見事ISの拠点が粉砕された。

米国はIS退治と称しながら、ISを陰で支援していたのですよ。撤退は当然ですよね。

続き

No.2 71ヶ月前

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