現役の内科勤務医です。 木蘭さん、2回にわたって日本の医療事情について取り上げていただきありがとうございます。 現場にいる者からなにか建設的な補足を、と思いましたがほとんど必要なさそうで、木蘭さんの取材力、分析力に脱帽ですね。 日本の医療制度は他国に例を見ない(患者さん側にとって)恵まれた制度です。 どの病院にも好きに何度でも受診できて、高いレベルの医療を受けられ、支払いも非常に低額。 ずっと日本にいるとこれがいかに稀有なことであるかわかりませんが、海外、特にアメリカの医療制度がひどいことはマイケル・ムーア監督の「シッコ」でも描かれた通り。 この医療サービスを支えているのが、医師の低賃金長時間労働。 だいたいアメリカの医師の2倍の時間働いて給料は半分。自給換算で1/4の賃金という感覚です(笑) そのため休日や夜間にせっせとアルバイトするわけです。 https://www.huffingtonpost.jp/koichiro-yuji/post_4867_b_3363253.html こちらは日本の勤務医の労働時間と、その国際比較。 女性医師でさえも働き盛りの年齢では過労死認定レベルを超えてしまっているのが笑えます。 国際比較では2位以下をぶっちぎって、若い世代では本当に勤務時間2倍という感じです。 このような日本の医療の現状を考えると、、、女性医師が勤務時間短い科に流れるのは当然ですし、女性医師率が高まると日本の医療が破綻するのは必定です。 女性への影の入学制限があるのは東京医大だけではないと思いますが、やはり男女別に定員を設けるべきだったのではないかと思います。 男女で募集人数に差がある学校はいくらでもありますし、男女で競争率が大きく違う学校もこれまたいくらでもあるわけですから。 そしてこの素晴らしき日本の医療制度ですが、混合診療の解禁、営利団体による病院経営の解禁など、グローバリズム勢力により改悪、崩壊させられようとしていることは、、、また別の話になりますね(笑)
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小林よしのりチャンネル
(ID:13304135)
現役の内科勤務医です。
木蘭さん、2回にわたって日本の医療事情について取り上げていただきありがとうございます。
現場にいる者からなにか建設的な補足を、と思いましたがほとんど必要なさそうで、木蘭さんの取材力、分析力に脱帽ですね。
日本の医療制度は他国に例を見ない(患者さん側にとって)恵まれた制度です。
どの病院にも好きに何度でも受診できて、高いレベルの医療を受けられ、支払いも非常に低額。
ずっと日本にいるとこれがいかに稀有なことであるかわかりませんが、海外、特にアメリカの医療制度がひどいことはマイケル・ムーア監督の「シッコ」でも描かれた通り。
この医療サービスを支えているのが、医師の低賃金長時間労働。
だいたいアメリカの医師の2倍の時間働いて給料は半分。自給換算で1/4の賃金という感覚です(笑)
そのため休日や夜間にせっせとアルバイトするわけです。
https://www.huffingtonpost.jp/koichiro-yuji/post_4867_b_3363253.html
こちらは日本の勤務医の労働時間と、その国際比較。
女性医師でさえも働き盛りの年齢では過労死認定レベルを超えてしまっているのが笑えます。
国際比較では2位以下をぶっちぎって、若い世代では本当に勤務時間2倍という感じです。
このような日本の医療の現状を考えると、、、女性医師が勤務時間短い科に流れるのは当然ですし、女性医師率が高まると日本の医療が破綻するのは必定です。
女性への影の入学制限があるのは東京医大だけではないと思いますが、やはり男女別に定員を設けるべきだったのではないかと思います。
男女で募集人数に差がある学校はいくらでもありますし、男女で競争率が大きく違う学校もこれまたいくらでもあるわけですから。
そしてこの素晴らしき日本の医療制度ですが、混合診療の解禁、営利団体による病院経営の解禁など、グローバリズム勢力により改悪、崩壊させられようとしていることは、、、また別の話になりますね(笑)