安倍氏たちの骨格とは何か?平和憲法を戦争憲法に換えて米国指揮下で世界制覇戦争にすることですよね。4人組はいろいろ滑稽な茶番を演じて恥を曝して瀕死の重傷だが、戦争憲法への移行を目指すことで米支配層に快く受け入れられ、ウオール街の強欲にマッチすることでその配下の秘密機関等の外部からの引きずり降ろしのターゲットにならずに済んでいるのです。そのことは日本の政界では政権維持という意味で最も大事なキーだと私は睨んでいます。従って、4人組はしたたかです。日本の政治の場で生き残る足場をしっかり確保しているのですからこれからもしたたかでしょう。故に私たちはこの政権をマスコミを味方に引き連れてたゆまずきめ細かく追い込んでいくしかないように私は感じています。 思いだしますに、あの野田首相が右翼の石原慎太郎氏に煽られ、尖閣を国有化しました。そして、日中間に緊張が走りました。そして、米国最強の狂気の戦争屋ジョン・マケインが日本に馳せ参じて首相に会い、安倍晋三氏にも会い意見を聴取しそれを持って北京に飛んだ。安倍晋三氏は1センチたりとも領土は譲れないと言ったらしい。マケインは一説によると中国要人の激しい怒気を浴びたらしい。その怒気に圧倒され尻尾を巻いて北京を後にしたというのです。 オバマは理性的だというレッテルを貼る連中がいますが、ネオコンの神であるブレジンスキーの使徒の一人と言われているのです。オバマは、尖閣緊張時、ロシア攻略に超多忙であった。そこに野田の尖閣国有化。彼らにとってはとんでもないフライイングだったのです。米国のグランドプランはまずロシア、次に中国という征伐順序だったのを日本が乱した。オバマはロシアを経済封鎖したが、中国のロシア完全バックアップでロシア封じ込めは失敗しているのです。 ロシアはヨーロッパを資源の市場にしたかったが、米国の横やりで中国との関係を強化せざるを得なくなり、その関係は盤石となりつつあります。ロシアは中国を運命共同体と位置づけ、軍事技術の移転を中国に向けること決断し、実行に移しています。東アジアでの戦争は不可能の事態に突入しているのです。 日本の平和憲法の意義というのはウオール街の強欲に根を持つ米国の戦争屋の誘惑を排除し、日本の軍部台頭を阻止する意味で唯一の橋頭保であるということなんです。 「岸を倒せ」の後、米国市場を目指した高度成長があった。それは幸運なことだった。「安倍を倒せ」の後は何が何でも平和憲法を維持し、ウオール街の強欲、誘惑におぼれず、毅然として、中国、ロシアと経済関係を強化する方向にこそ日本の生きる道があるということを再確認することでなければならないと私は思っています。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
安倍氏たちの骨格とは何か?平和憲法を戦争憲法に換えて米国指揮下で世界制覇戦争にすることですよね。4人組はいろいろ滑稽な茶番を演じて恥を曝して瀕死の重傷だが、戦争憲法への移行を目指すことで米支配層に快く受け入れられ、ウオール街の強欲にマッチすることでその配下の秘密機関等の外部からの引きずり降ろしのターゲットにならずに済んでいるのです。そのことは日本の政界では政権維持という意味で最も大事なキーだと私は睨んでいます。従って、4人組はしたたかです。日本の政治の場で生き残る足場をしっかり確保しているのですからこれからもしたたかでしょう。故に私たちはこの政権をマスコミを味方に引き連れてたゆまずきめ細かく追い込んでいくしかないように私は感じています。
思いだしますに、あの野田首相が右翼の石原慎太郎氏に煽られ、尖閣を国有化しました。そして、日中間に緊張が走りました。そして、米国最強の狂気の戦争屋ジョン・マケインが日本に馳せ参じて首相に会い、安倍晋三氏にも会い意見を聴取しそれを持って北京に飛んだ。安倍晋三氏は1センチたりとも領土は譲れないと言ったらしい。マケインは一説によると中国要人の激しい怒気を浴びたらしい。その怒気に圧倒され尻尾を巻いて北京を後にしたというのです。
オバマは理性的だというレッテルを貼る連中がいますが、ネオコンの神であるブレジンスキーの使徒の一人と言われているのです。オバマは、尖閣緊張時、ロシア攻略に超多忙であった。そこに野田の尖閣国有化。彼らにとってはとんでもないフライイングだったのです。米国のグランドプランはまずロシア、次に中国という征伐順序だったのを日本が乱した。オバマはロシアを経済封鎖したが、中国のロシア完全バックアップでロシア封じ込めは失敗しているのです。
ロシアはヨーロッパを資源の市場にしたかったが、米国の横やりで中国との関係を強化せざるを得なくなり、その関係は盤石となりつつあります。ロシアは中国を運命共同体と位置づけ、軍事技術の移転を中国に向けること決断し、実行に移しています。東アジアでの戦争は不可能の事態に突入しているのです。
日本の平和憲法の意義というのはウオール街の強欲に根を持つ米国の戦争屋の誘惑を排除し、日本の軍部台頭を阻止する意味で唯一の橋頭保であるということなんです。
「岸を倒せ」の後、米国市場を目指した高度成長があった。それは幸運なことだった。「安倍を倒せ」の後は何が何でも平和憲法を維持し、ウオール街の強欲、誘惑におぼれず、毅然として、中国、ロシアと経済関係を強化する方向にこそ日本の生きる道があるということを再確認することでなければならないと私は思っています。