m.m. のコメント

同じ敗戦国でありながら日本とドイツが極端に違うのは、ドイツは占領軍が直接統治して、それまでのナチを解体したことで全く新しい政権が生まれた。
ところが日本は、戦争中の政権がそのまま政権を続けたことが原因だ。
日本に進駐したGHQのトップ・マッカーサーは、天皇が最大の戦犯だと考えていたが、その天皇は全責任を引き受ける発言などあまりにも潔い態度だった。そのため明らかに戦争を主導していた者を除いて、政権運営の継続を認めてしまったのだ。
その結果、「政権のお飾り」だった首相らだけが戦犯として処刑され、岸信介や外務官僚などの「真の好戦派」は政権に残りっていたのだ。その「真の好戦派」は、自分の本心を隠すため、徹底的に対米従属を続けて身の安全を保った。
すでに世代が代わって戦争責任を問われる心配がないのに、対米従属を続けるのは、政策に自信がない上、「結果責任を負いたくない」無責任政治家の証拠だ。

No.2 90ヶ月前

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