配信ありがとうございます。
ところで、相模原の知的障碍者の大量殺人をやらかした
植松聖という犯人に怒りを覚える日々の私です。
これも「民主主義の病い」なんじゃないかと感じるからです。

私たち精神障碍者もですが、
資本主義社会における、位置づけでは底辺です。
ハンデがあって、生産性や成果主義で、はかったら、
ごみくそみたいな存在です。

じゃあ、生産性や成果主義で最悪な我々、精神障碍者や知的障碍者は
安楽死と称して殺人犯にぶっ殺されれば「公」になるのでしょうか？
断じて違うと思います。

人間とは多様であり、資本主義的価値観からのみ人を評価するのは
視野狭窄だと感じるからです。別に生命第一主義のヒューマニズムから
言っているわけではありませんが。

我々障害者は、一人で生きては行けませんので、「家族」の支えを受けています。
「家族」という共同体に属しています。私が自死したら、親や妻や兄弟は、
なっとくしないでしょう。「家」という共同体が私を生かすでしょう。

私は資本主義的にはゴミくずです。でも殺されるいわれはないし、
家族という共同体の価値観から見れば、自死すら許されません。

それにしても、あの犯人はナチスの優生学のような発想で
障害者を差別し、殺害した。これは、完全に資本主義に毒された
「民主主義という病い」です。

是非、世の中が優しい世の中になってほしいと思います。
そのためにも、知的にものを考えられるようになる
小林先生の本がもっと売れてほしいと思います。