3月22日、23日に開かれる「AnimeJapan2014」ですが、TVアニメ半世紀の歴史を振り返る「半世紀シアター」のお手伝いをしています。上映作品とかはノータッチなんですが、会場に作られる半世紀を振り返るパネルを手伝っています。ざっくり半世紀を振り返るお手伝いができればな、と。
 「AnimeJanap2014」では、そのほかに、春新番のトークとかがあるはずですが、まだ日程が発表になっていないようなので、また決まりましたら告知します。
 というわけで、いきましょうか。

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1.最近のお仕事紹介
2.千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスに行ってきた
3.お蔵出し原稿
4.Q&A
5.次回予告





最近のお仕事紹介

1.講座「アニメを読む」(東京)
 朝日カルチャーセンター新宿教室で行っている講座「アニメを読む」3月は『ガンダム』の表現編。4月からは以下の通りです。

 3月15日(土)18:00~ 機動戦士ガンダム 表現編
  http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=230835&userflg=0
 4月19日(土)「アニメを見る 制作編 制作進行とは」
        ゲスト講師:トリガー・舛本和也プロデューサー
  アニメーションを制作する上で、要となるポジション「制作進行」。制作進行とはどのような仕事で、作品作りにおいてどのような役割を果たしているのか。『キルラキル』制作のトリガーのプロデューサー、舛本氏が解説します。
 5月17日(土) 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
 6月21日(土) MIND GAME
  http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=237702&userflg=0

2.講座「アニメを読む」(名古屋)
 栄中日文化センターにて「アニメを読む」の講座を行います。お題は『映画けいおん!』。中京地区初登場になります。講座が東京中心で悔しい思いをしていた皆様、ふるってご参加ください。名古屋初参加ということで、来場者には2010年に作った未発表原稿集(48p)をプレゼントすることにしました。今後につながるかもしれないので、ふるってご応募ください。

 3月8日(土)15:30~ 『映画けいおん!』
  問合・申込:0120-53-8164(10:00~19:00)

3.藤津亮太アニメを語る『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
 先日は静岡でお話ししました『逆襲のシャア』ですが、都内で再演の機会ができました。自由が丘にある「よみうりカルチャー自由が丘」で4月13日にお話しします。『逆襲のシャア』の話は聞きたいというお話をよくいただきます。これを逃すとまたしばらくお話しする機会はないと思います(まして、都内では)。なので、お知り合い、お友達で興味を持ちそうな方にはぜひ声をかけていただければ。2月24日の読売新聞には「よみうりカルチャー自由が丘」のチラシが入るそうです。

 4月13日(日)10:00~ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
  申し込み先はこれからです。問い合わせは以下から
  http://www.ync.ne.jp/jiyugaoka/

4.SBS学苑『アニメ映画を読む』
 4月27日(日)10:20~より静岡・SBS学苑パルシェ校で、『風の谷のナウシカ』を解説・分析・読解します。。『ナウシカ』のどこが異色で、どこが宮崎監督らしいのか。そしてプロデューサーを務めた高畑勲監督が本作を「30点」と評した理由とは!?
 http://www.sbsgakuen.com/gak0130.asp?gakuno=2&kikanno=160037

5.『ガルパンの秘密~美少女戦車アニメのファンはなぜ大洗に集うのか~』(廣済堂新書)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4331252884
 校了しました。担当ライター同士で話しても、なかなかおもしろくなったよね、という話になります。目次は以下の通りです。

【前編】 美少女と戦車のアニメを創作した人々
 ・序論『ガールズ&パンツァー』成立の背景
 ・半歩先をいく『裏切り』を意識して バンダイビジュアルチーフプロデューサー 湯川 淳
 ・自衛隊と大洗町、そのパイプ役として バンダイビジュアルプロデューサー 杉山 潔
 ・10年間の積み重ねで“背水の陣” アクタス社長・アニメーションプロデューサー丸山俊平
 ・「戦車道」─それぞれの道を切り開いて シリーズ構成・脚本 吉田玲子
 ・一人ひとりのキャラクターに思いを込めて キャラクターデザイン・総作画監督杉本 功
 ・誰も見たことのない映像を目指して 3D監督 柳野啓一郎
 ・OVAに絵コンテで参加した本当の理由 メカデザイナー アニメ監督 カトキハジメ
 ・仕事を超えた『ガルパン』との深い関わり 音楽プロデューサー 関根陽一
 ・『ガルパン』シンデレラ声優の苦悩と決意 声優 渕上 舞
 ・作品作りの中心。そして、決断をする人物 監督 水島 努

【後編】 ガルパンの炎をさらに大きくした人々
 ・ルポ『ガールズ&パンツァー』が紡いだ地元とファンの不思議な関係(ライター 石井 誠)
 ・大洗に『ガルパン』を広めた地元の立役者 とんかつレストランクックファン Oaraiクリエイティブマネジメント経営 常盤良彦
 ・観光客を取り戻したいと願う商店街の中心人物 肴屋本店 大里 明
 ・世論と大洗町の変貌を見つづけた人物 大洗ホテル 島根隆幸
 ・インターネットテレビで茨城に『ガルパン』を配信 茨城県庁 広報広聴課 樫村裕章
 ・大洗町とファンの心を音楽で満たす 茨城県立大洗高校マーチングバンド部監督有國浄光
 ・自衛隊と『ガルパン』は、どう大洗イベントを盛り上げたのか 防衛省理上場幕僚監部広報室 河端純一 二等陸佐 、中村健太 三等陸佐、自衛隊茨城地方協力本部 江夏岳人 一等海尉
 ・アマゾンのカスタマーレビューがいやに熱い アマゾン ジャパン 映像事業部バイヤー&マーチャンダイザー柏倉秀行、サイトマーチャンダイジングスペシャリスト三宅雅也
 ・ツタヤはアニメ作品をあまねく届けるために カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 エンタテインメント本部 商品本部 商品・調達部 町田有也


千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスに行ってきた

 2月21日にスカイツリータウン・ソラマチ8Fにある、千葉工大スカイツリータウンキャンパスに足を運びました。これまであったロボットをテーマにしたAreaIに加え、このほどAreaII「惑星探査ゾーン」がオープンすると、記者会見の案内をいただいたからです。
 この千葉工大スカイツリータウンキャンパスは、同大学が科学の啓蒙と社会貢献を目的にオープンしたものです。AreaIは同大の「未来ロボット技術センター(fuRo)」、AreaIIは「惑星探査研究センター(PERC)」の研究成果を生かしたものとなっているそうです。
 ……といろいろ説明しましたが、アニメファン的な目玉としてはやはり『マクロスF』のVF-25F(アルト機と同型)の実物大展示がある点でしょう。昨年開かれた『マクロス展』で展示されていたものですが、ここに常設されるために天神英貴さんの手によって、さらにデティールアップされているそうです。