批判の天才、故太田龍氏が主幹をしていた週刊日本
新聞には、日本では滅多に入らない英語関係の文献
が多数紹介されている。
国際金融軍事権力と日本社会の実体を考える上で
参考になった記事をかいつまんで紹介する。
3回目の今回は資本主義経済批判の本家であった
中国共産党が統治する中華人民共和国で、2007年
にロスチャイルドなどの国際金融財閥と通貨発行権
問題の研究を行った始めての本を著した宋鴻兵に
ついての紹介記事。
(赤い部分が旧社会主義陣営)
事の問題の本質は、建国以来、国家を挙げて資本主義
経済批判を行ってきた中国共産党が、何故、2007年まで
資本主義の管理者の研究を行わなかったのか、という驚
愕するべき事実だ。
資本主義批判のもう一つのより重要な核たるソビエト連邦
も同じだった。
通貨発行権の問題は最近の現象ではなく、紙幣という銀行
券が生まれた時からの何百年にも渡る資本主義経済の問
題なのである。
そこには、通貨発行権をほぼ無視するマルクス経済学の問
題点がある。
その理論のもとで展開される資本主義の分析と批判からは
、通貨発行権を牛耳ることによって市場と社会を操作してき
た国際金融財閥の問題は軽視され盲点となった。
ここの理解を意識化しなければ、現在のアカデミズムを含め
た自由民主主義の洗脳システムを歴史的に理解することは
難しいだろう。
ケインズ主義や古典派などの体制派も、マルクス主義などの
反体制派も通貨発行権の問題について触れなければ、その
問題は社会全体から「無意識化」してしまう。
この社会的マジックを20世紀の資本主義陣営、社会主義陣営
ともに仕掛けられたと考えられる。
「平成19年10月15日 週刊日本新聞 第508号 から転載と抜粋」
■中国で、ユダヤロスチャイルド世界金権王朝の
陰謀を暴露した「通貨戦争」が出版され、爆発的大
ベストセラーに
ファイナンシャルタイムズ、2007年9月25日
ここに、リチャード・マクグレーガ-の注目するべき
記事「中国人は陰謀理論を買う」あり。
<中略>
この在米中国人はの漢字表記は「宋鴻兵」.
彼は、1994年来、米国に住んでいると。
アメリカにユダヤフリーメーソンイルミナティの陰謀に
ついての言論(著作、論文、ウェブサイト)は
日本との比較で言えば、ヤマほど存在する。
その比率は
米国 1万 日本 1
つまり1/10000であろう。
この中国人「宋鴻兵」は、米国にそこら中にあふれて
いるこうしたユダヤイルミナティフリーメーソンの陰謀
についての言論を研究して、
この200年来、ロスチャイルド金権王朝の全世界支配
の陰謀を一冊の中国語の本として、それは中国で出
版された。
その表題は、「通貨戦争」
ところがこの本が中国でたちまち二十万部、売れたという。
しかも、更に40万部の海賊版が流通していると。
この大反響には、著者自身がびっくりしていると。
今の日本では、絶対にこんなことは起こらない。
それは何故か。
日本人の99.9%が、イルミナティサタニスト世界権力
の柔順なシープル(羊人間)だからである。
ファイナンシャルタイムズの北京特派員の紹介による
限り、
この本の内容は、著者にとってはとっくの昔に何十点という著作
翻訳本で日本人に知らせた情報の一部に過ぎない。
中国では、こうした情報が始めて与えられると。
ただちに何十万(何百万人に成るかもしれない)という
人がこれを読む。
日本人に対するイルミナティサタニスト世界権力の
タブーの呪縛、その暗黒は限りなく深い。
(転載終了)
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