まだ成人ではない自分が言うのもアレなんですけど…この人は本当にオーウェルの『1984』をしっかりと読んだんですか? この内容からすると、本を最初の数ページだけ読んで、スローガンを見て、「そうか」と思って、そのまま本を閉じたようにしか見えないんですが… オーウェルの『1984』の社会はた単なる「アベコベ世界」ではなく、「思考の自由すら許されない、完全となるディストピア」です。「敵」に対して強い対抗意識を人々に植え付けるプログラムを繰り返したり、社会にとって不都合な人物たちが次々と消されたり、頭の中で思い浮かんだことは全て政府側の警官に読み取られたり…。そんな社会で反乱が起きない理由は、政府への恐怖心が植え付けられているからです。日本はいつの間にこんな全体主義的な社会になってたんですか?気づきませんでした。 「政府そのものよりも、その社会を支持する人々に問題がある」と言いたかったのなら、オルダス・ハクスリーの『素晴らしい新世界』という全く同じことを主張する本があることにもかかわらず、なぜ「乱れた政府が完全な力を持つ恐怖」を描くオーウェルの『1984』を選んだんでしょうか?
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天野統康のブロマガ「マネーと政治経済の原理からニュースを読む」
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まだ成人ではない自分が言うのもアレなんですけど…この人は本当にオーウェルの『1984』をしっかりと読んだんですか?
この内容からすると、本を最初の数ページだけ読んで、スローガンを見て、「そうか」と思って、そのまま本を閉じたようにしか見えないんですが…
オーウェルの『1984』の社会はた単なる「アベコベ世界」ではなく、「思考の自由すら許されない、完全となるディストピア」です。「敵」に対して強い対抗意識を人々に植え付けるプログラムを繰り返したり、社会にとって不都合な人物たちが次々と消されたり、頭の中で思い浮かんだことは全て政府側の警官に読み取られたり…。そんな社会で反乱が起きない理由は、政府への恐怖心が植え付けられているからです。日本はいつの間にこんな全体主義的な社会になってたんですか?気づきませんでした。
「政府そのものよりも、その社会を支持する人々に問題がある」と言いたかったのなら、オルダス・ハクスリーの『素晴らしい新世界』という全く同じことを主張する本があることにもかかわらず、なぜ「乱れた政府が完全な力を持つ恐怖」を描くオーウェルの『1984』を選んだんでしょうか?