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毎度の米国の破綻危機が演出される。米国の政府債務上限問題で10月にも政府資金が枯渇

2021/09/10 23:08 投稿

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HX4HOALc_normal.jpg天野 統康@amanomotoyasu 

イエレン氏、米債務上限問題で警告「10月にも政府資金枯渇」。政府資金が枯渇すれば、米国債の償還や利払いが滞る債務不履行(デフォルト)に陥る可能性が高まり「経済と金融市場に取り返しのつかないダメージを与える」… https://t.co/q4PLq6eqEC

2021年09月09日 08:48


元FRB(米国の中央銀行)総裁のイエレン財務長官が、

「米国が10月にも政府資金が枯渇して、米国債の債務不履行(デフォルト)に陥る可能性が高まっている」

と警告を発している。


米国政府は、国債を発行して市場からドルを集めて、国債などの利払いをしている。

国債発行は国家の借金、つまり国家債務であり、その発行額の上限が米国では決められている。

毎年、財政赤字状態の米国では、国家債務が拡大を続けている。


当然、債務上限の引き上げを行わなければ、新たな国債を発行できない。


債務上限の引き上げは議会で決められるが、毎度、与党に対して、野党が反対をする構図になっており、ぎりぎりまで債務上限の引き上げが行わないことがよくある。


そのたびに、世界は米国債の利払いが出来なくなる国家破綻の危機におびえる状況になる。


経済理論的な観点でいえば米国が破綻する事はありえない。


何故なら、米国の国債は、殆どドル建てであり、外貨建てではない。


ドルを発行しているFRBが無限に作ることが理論上は可能である。

そのため破綻するはずがないのだ。

しかし現実は毎度、破綻危機が生じている。


それは、通貨発行権が政治から分離しており、通貨であるドルを作るのは、民間が所有してきた中央銀行FRB(株式会社)だからだ。

政治はドルを作っていない。

そのため毎度のことながら、債務上限が引き上げできないと破綻危機が生じる。

米国の国家破綻という経済理論で起こりえないことが、現実の政治では起こりえる。


この複雑でばかげた茶番劇が起こるのは、次の図のような仕組みであるためだ。



関連Twitter


HX4HOALc_normal.jpg天野 統康@amanomotoyasu 

合衆国憲法に議会の通貨発行権が記載されているのに、堂々と無視されている現実 https://t.co/PhMeUpKJOx

2021年09月10日 19:24

 


🔳関連リンク

【操作される議会制民主主義 図解のまとめ】

https://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-12396147950.html

(記事終了)

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■操作される日米欧の自由民主制(資本主義経済と民主政治)のモデル

 

 

 

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・上記の全体像の詳しい図解の説明はこちら

<リンク>【操作される資本主義経済 図解のまとめ】

<リンク>【操作される議会制民主主義 図解のまとめ】

 

 

■日米欧の自由民主制の隠されてきた仕組みについての詳しい解説は

こちらの本をお読みください。

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<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』

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