民主主義の原理の基礎となる道徳法則について以下のページに分かりやすく解説されていましたので転載する。
(猿でもわかる【カント哲学】攻略 より以下転載)
物事の善悪を判断する方法をお教えしましょう。
実はとても簡単なのです。「汝の意志の格率が、常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」『実践理性批判/ドイツ哲学者、イマニエル・カント』を実践するだけです。
道徳法則とは
『すべての人が認める(=①普遍的)』
『決まりごと・ルール(=②立法)』の
『仕組み(=③原理)』
このことから、道徳は『①+②+③=普遍的立法の原理』とも呼ばれます。
【道徳】=【善と悪の区別】の手順を簡単にまとめておきます。
①相手と同じ状況で、
②自分がされる側の人間として、されても善いと認めることができる。
結果 ③して善い事として、自分のルールとして、立法する.少し補足しておきますと、一人一人のして善いというルール(正義)は違いがでてくる可能性があります。
ある人にとっては自分がされることを認められる『して善い』という判断でも、ある人にとっては自分がされることが認められない『して悪い』という事があるからです
https://kannto.ocnk.net/page/7
(転載終了)
ようは「自分がされて嫌なことは他人にもしてはいけないよ」、という大人が幼児に教えていることを理論化したのが普遍的立法の原理である。
上記の記事に書かれているように例え普遍的立法の原理を取り入れていても、正義だと思うことには人それぞれ違いがでてくる。
だからこそ万人の善追求(人格)の自由が保障され、話し合いによって何が善なのかを意見交換しあい、妥協点を見出しながら物事を解決していく必要がある。
この万人の善追求(人格)の自由の権利を守る原理が「個人の尊厳」に基づいた民主主義の原理の特徴である。
そしてこの普遍的立法の原理を意識化した人々が多くなれば民主主義は健全に機能していくはずなのだ。
ところがこの普遍的立法の原理が意識化されていなければ、すぐに人はエゴイズム、拝金主義、能力主義、権威主義などに傾倒してしまう。
どのような単純なことでも「意識化」されなければ実践できない。
つまり民主主義を健全に機能させるには、普遍的立法の原理を意識化する思考習慣をつける理論体系を構築しなければならないのである。
・関連図解
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上記図の全体像の解説はこちら
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(記事終了)
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