11月18日に行った「根っこ勉強会」の動画がYoutubeの海賊TVにアップされた。
根っこ勉強会は、国際銀行権力に管理された現在の自由民主制の全体像を
解き明かすことを目的にしている。
そして真の市民革命を実現するための新たな社会モデルの提案を目指す勉強会である。
参加者は
ネットジャーナリスト、市民革命家の山崎康彦氏、
日本海賊党党首の須澤秀人氏、
元首都大学助教授の大津けい氏
私の4名。
今回の第5回目のテーマは
「ロシア革命100周年とマルクス主義の総括 国際銀行家の観点」
11月7日に1917年のロシア革命から100周年を迎えた。
またロシア革命により成立したソ連の聖典となったマルクスの資本論の第一巻が
刊行されてから150年にあたる。
そこで、ロシア革命とマルクス主義の歴史的な役割と現代まで続く影響について
話し合った。
【内容】
・現代に残っているソ連型社会主義国家は、北朝鮮とキューバだけ
・北朝鮮は、旧大日本帝国の天皇制とスターリン・毛沢東型独裁体制と、
社会主義経済の悪いところが融合した暗黒体制
・ロシア革命とマルクス主義の良い影響 民族自決と社会権、平等の概念の普及
・悪い影響 議会制民主主義の否定による一党独裁体制。
自由の弾圧と強制収容所国家。経済成長に失敗。
・現代まで続く悪い影響 国際銀行家による信用創造特権を軽視する
マルクス主義の資本主義分析は、主流の近代経済学や政治学とともに、
国際銀行家と信用創造の影響力を無意識化させる結果になった
・表に出ている全盛期であった19世紀中盤のロスチャイルドと銀行家の
信用創造についてマルクスが触れなかった理由
・マルクスと対立していたアナーキストのバクーニンの指摘
・日露戦争とロシア革命にウォール街が大規模な支援金を出した理由
・ロックフェラーなどの国際銀行家がソ連を支援し続けた理由
・大学には近代経済学とマルクス経済学が設置されているが、両方を学んでも
銀行家の信用創造特権については触れられない
・正、反、合の対立軸と、新たなる理論や体制をつくりだす弁証法の悪用
による意識体験の管理
・東西冷戦は国際銀行家が自らの存在と信用創造の経済への影響力を
人々の意識から消滅させるために世界に仕掛けた壮大なマインドコントロールシステム
・マルクス主義ではなく科学的社会主義という視点にたつ左派への今後の期待
など。
私自身のロシア革命に対する見解は、以下の記事に掲載している。
↓
<リンク>7日でロシア革命から百年 国際銀行家がロシア革命を支援したのは信用創造の影響を無意識化するため
現在の自由民主制度は次の図のような状況にある。
このマインドコントロール体制を次の図のように変化させなければならない。
日米欧の自由民主制の問題点の詳しい解説はこちらの本をお読みください。
↓
<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』
■動画での解説
<リンク>天野統康氏「世界を騙し続けた【詐欺 経済学】【洗脳 政治学】を越えて」出版記念講演ワールドフォーラム2016年5月
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■出版関連
<リンク>先月号に続きザ・フナイ12月号に船井氏と安西氏と私の鼎談掲載 危険な金融資本から日本は離れるべき
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