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(本文)


国際銀行家の経済管理の手法に気付かせないように、今までの主流経済学において、

マネー研究はタブーとされてきた。



経済学でマネーの研究がなおざりにされてきた、また、

意図的にわかりにくく複雑に説明している、と指摘している

経済学者は何人もいる。


例えば、ジョーンロビンソン、ガルブレイス、リチャード・ヴェルナー

日本では山口薫などである。


またイングランド銀行も最近、

銀行が預かったお金を貸し付けているわけではない、

ということを指摘している。



今回ご紹介する以下の論文も、銀行がお金を作り出す営みである信用創造について

経済学で広く誤解されている説明がなされている、と指摘している。




・H.D.マクラウドと信用創造論の系譜 古川顕 甲南大学経済学部教授

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170515204538.pdf?id=ART0010139317



この14年の論文はP48~P49で信用創造のプロセスの主流経済学の説明が

誤解を招きやすいものになっていると指摘。


つまり、


・マネタリーベース(日銀が創る資金)の増加→マネーストック(論文ではマネーサプライ)

の増加


という形で、主流経済学は説明しているのに対して、実際は、


・銀行貸し出しの増加→マネーストックの増加


という経路が正しい、と述べている。


現在の日銀量的緩和で大規模なマネタリーベースの増加を行っているにも関わらず、

日銀当座預金にブタ積みされているために、マネーストックがそれほど増加しない現象を

見れば、主流経済学の前者の理論は現実をうまく説明できていない。


そのような理論が横行する背景には、論文のP50で述べているように、貨幣乗数理論

がもたらす誤解がある、と述べている。



(HPアンチロスチャイルドより転載)
http://rothschild.ehoh.net/material/new_05a.html


お金の増える仕組みが上記図のように説明されているので、

銀行は証券会社や保険会社と同じような、金融仲介機関と

誤解されてしまう。


その結果、民間銀行がお金を作り出している、という認識が

一般で意識化されていない。

またいつ信用創造がされるかがわかりにくいために学者までも誤解してしまうのである。



以下の図ならば、銀行がお金を作り出しているのは非常に分かりやすくなる。



(HPアンチロスチャイルドより転載)


上記図ならば貸し出しの時にお金が作り出されるのが誰でも理解できるようになる。


実は経済学では、中央銀行の政策に対する研究は行われても、

銀行貸し出しがもたらす影響力に関してそれほど研究がなされて

こなかった。


この論文のP50で

「信用創造論を歴史的・体系的に考察した文献は皆無に等しい」

と述べている。


ようは、民間銀行が独自につくりだす銀行貸し出しの仕組みと、その影響力の

分析を経済学は殆ど行ってこなかった、ということだ。


信用創造の仕組みを研究し、その向かう先を実体経済と金融経済に分割し、

景気変動の公式を作り出したのは、リチャードヴェルナー教授の経済理論である。


ケインズは、実体経済向けと金融経済向けに経済を分けようとしたが、預金で購買力を

考えていたため、実体経済向けと金融経済向けに購買力を分割しなかった。


中央銀行と民間銀行の資産側にある信用創造ならば、実体経済向けと

金融経済向けに新たな購買力の追加先を分割することが可能となる。


信用創造の研究が主流経済学において何百年にもわたって軽視されてきた理由は、

国際銀行家の経済操作の手の内を明らかにするのを防ぐためだろう。


つまり偶然このような経済学が創られたわけではなく、意図的に誤解をさせ、理解させない

ように経済学を創りだしてきた秘密結社的組織があるということだ。


信用創造について無意識化させてきた主流経済学は

世界をマインドコントロールにかける最大のツールになっている。


そのために、通貨発行権を民主的な管理下に置くことが急務なのだ。


経済学の信用創造タブーを、操作される自由民主制のモデルに表すと

以下のようになる。


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