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フランス大統領選挙に見られる従来の民主政治の操作 一方で弁証法が機能した有意義な選挙

2017/05/09 05:50 投稿

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(本文)

(自由、平等、友愛を表すフランスの国旗を表したデザイン)




昨日行われたフランス大統領選挙は国際銀行権力の立場にたつ

新自由主義者であるマクロン候補が、ナショナリストの

ルペン候補を破り当選した。


一部には不正選挙がしかけられたなど様々な疑惑が報じられている。



HX4HOALc_normal.jpg天野 統康@amanomotoyasu 

この動画は興味深い。世界中で不正選挙に対する疑惑が選挙のたびに持ち上がる。機械を使わずに、全くの手作業で全ての票は数えなければならない。機械は信用できない。21世紀になっても票を数えるのは手作業で行うべし https://t.co/CsYUn4mLt6

2017年05月08日 23:46


とはいえ、大勢はマクロンの勝利であろう。



今回の選挙は、マクロンという既存の二大政党(共和党と社会党)に属しない

候補者が突然彗星のごとく現れ、大統領選で勝利した。


対立相手のルペン候補は二大政党ではないが、

何十年も国民戦線という強力な政党で活動してきた。


マクロンが突然現れて大統領になれたのはマスコミと財界の強力な

プッシュによって、急速に知名度を上げたためだ。


ようは世間が知る人物になるかどうかはマスコミに登場するかどうか

の問題なのである。


そのような意味で、今回の選挙はマスコミによって操作される民主政治の典型であった、

という事が出来る。


今回のフランスの大統領選挙を操作される民主政治のモデル図にすると以下のようになる。


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一方で今回の選挙は、既存の二大政党制の下では起こりえなかった有効な

政治議論が行われた。


親EUユーロの側にたつマクロン候補に対して、反EUユーロである

ルペン候補が、国際銀行権力に対して明確なNOを突きつけたからである。



従来の選挙では日本も米国も以下のような構図で弁証法が悪用される形で民主政治が

行われてきた。


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国際銀行権力の通貨発行権と信用創造の問題に触れない社会理論に基づく主流の

与党、野党によって政治経済が論じられてきた。


正反合の弁証法の中で作られる新たな主流の理論にも、国際銀行権力と通貨発行権の

独占の問題は無意識化された状況が続いてきた。


しかしルペン候補は、マクロンが国際銀行権力の手先であり、その銀行権力が

管理するユーロ通貨からの離脱を、はっきりと国民に伝えたのだ。



HX4HOALc_normal.jpg天野 統康@amanomotoyasu 

ルペン氏 「ユーロは死んでいる」: 仏大統領選挙の決選投票に進出した政党「国民戦線」のルペン候補は、自国通貨を復活させる意向。https://t.co/oTJAfU1HFF ユーロ通貨を廃棄しフラン通貨を復活させる。ルペン氏が勝てば国際銀行権力の牙城の一つが崩壊する。市民革命だ

2017年04月30日 20:12


これは、通貨改革にお茶を濁すトランプとは違い、対立の論点をはっきり国民に

示している。


今回の選挙は、国際銀行権力の存在が意識化された選挙だった。


そのような意味で、フランス国民だけでなく、世界の市民にとっても大変有意義な

選挙だったといえるだろう。



上記図の説明動画はこちら


<動画解説> 世界を騙し続けた詐欺経済学と洗脳政治学




民主主義の価値と真理のモデルの説明はこちら


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