皆さん、こんばんは♪*

柚木朱莉です。


入院と手術の日程は事前には公表しておりませんでしたが、

やっぱり公表させていただこうと思い、ブロマガを綴らせて頂きますね!

入院は、明日です。

手術は明後日。


私の喉にあった声帯結節が、今までどんな悪さをしていたのか。

そして、どんな思いがあったのかなどを、ちょぴっと真剣なお話になりますが、

書いていこうと思います。



まず、私の声帯結節が喉に見つかったのは約7年前のこと。

声が出づらいな、と感じて、代々木にあるボイスクリニックに受診したのがきっかけです。

そこの病院の先生は私の声帯結節があまりにも小さかったことや、

私の持病のことも心配されていて、

その時は手術を断られました。


当時はかなり若かったのもあり、泣いてお願いするほど真剣に考えていました。

それでも、あまり肯定的にはなっていただけず…

手術にも実績のある先生だっただけに、すごく落ち込んでしまいました。


そこから、私のこのハスキーな声は自分の個性だと思いきるようになり、

気にはしていたものの、割り切っていた部分があります。

(実際に、私の声を好きと言ってくださる方も本当に嬉しいことに多くいらっしゃって、それが支えになっていました)


ですが、ある転機が訪れます。


それは、歌唱活動を本格的にしたいと思ったこと。



歌唱するにあたり、私の声帯にある結節は大きく邪魔をしてきます。

hiC以上の高さの声が出ないため、高めのキーを使用できないこと。

自分が発する声が、どのように出るかわからないため(結節のせいで探りながら声を出しているため)、表現に制限がかかること。


こんなハンデがある中で戦うなんて、表現するなんて、あんまりだと思いました。


そこで、また声帯結節の治療を本気でしようと、決意するわけです。


でも、そんな風に思っていても、そう上手くはいきません。

私の声帯結節を治してくださる医師と出会えないからです。



ボイストレーナーのもとでボイトレを習いながら、何度も「結節があっては僕の教えることはできないはずだから前には進めない」と何度も何度も言われました。

そこで、通うスクールを何度も変えていくうちに、

今回、手術してくださる医師を紹介してくださったトレーナーがいて。


「きっと、あの先生なら手術をしてくれると思う。信じて。」


トレーナーには、そう言われました。



私が住んでいる地域から離れた場所にあるため、最初こそ悩んでいました。

ですが、そんなにいい先生なら、と思い意を決して診察をして頂こうと思うも、


コロナ禍もあり、診察はされていない時期でした。

ようやく診察も再開されたあと、予約は1ヶ月待ち。


6月下旬に診察予約を申し込み、実際には7月下旬にみていただきました。


診察頂いたその日、

本当に、信頼できる医師に出会えたのだとわかりました。


この先生なら、私の結節を治してくれるって、

そう、感じました。




…明日、入院します。

明後日、声帯を切ってもらいます。


今まで、7年間も苦しませてきたコイツとも、

お別れです。


どんな私になるのか、期待して待っててね。


いつもありがとう。

いつでも、私は声のことに本気です。


それは、

聞いてくれるみんながいるから。



本当に、ありがとう。



明後日、頑張ります。




2020年8月23日   柚木 朱莉