戦争法案が審議入りした5月26日、安倍首相は、東京・代官山のイタリア料理店で、ANAホールディングスの伊東信一郎会長らと会食しました。
日本共産党の志位和夫委員長が、衆院特別委員会で、首相をきびしく追及した27日、28日には、マスコミ幹部や、側近らと日本料理店やステーキ店で会食するなど豪遊を繰り返しています。(表参照)
マスコミ関係者とは、125万件にのぼる年金情報流出が明らかになった6月1日にも赤坂の中国料理店で、内閣記者会加盟報道各社のキャップと会食しています。
ドイツでのG7出席をはさんで、財界人らとの会食を“精力的”に再開。11日には、精神科医らでつくる首相の後援会「晋精会」と丸の内のホテルでの会合に出たあと、紀尾井町の料亭で歴代経団連会長らと会食しています。
「戦争法案反対」の国会包囲行動と、若者の「渋谷デモ」がおこなわれた14日には、維新の党の協力をとりつけたいのか、同党最高顧問の橋下徹・大阪市長と虎ノ門のホテルで3時間にわたって会食しました。15日夜には、内幸町のホテルで経済同友会幹部と会食しています。
ふたたび3万人が国会を包囲した24日には、マスコミ各社の論説委員らと銀座の日本料理店で会食。25日には、六本木の豚料理店へ。
この間、年金情報流出だけでなく、鹿児島県・口永良部島噴火や小笠原地震など、「国民の安全と安心」をめぐって重大事態が相次いでいるにもかかわらず、首相は、ほぼ2日に1回の飲み食い。どっちを向いた政治をしているかは、明らかです。
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