「機体の安全保証」中谷防衛相が強弁
中谷元・防衛相は19日の参院外交防衛委員会で、事故について「現在調査を行っているが、設計に根本的な欠陥を疑う理由はなく、通常の運用を停止させる理由は発見されていない」と米側から説明を受けたと答弁。会見では機体の安全性について「現時点で政府としてそれを保証するという状況だ」などと強弁しました。
これに先立ち米国防総省のウォレン報道部長は「日本での飛行を調整する計画はない。沖縄での飛行に変更を加える予定はない」と会見。横田基地(東京都)へのCV22オスプレイ配備にも影響はないと強調しました。
自衛隊が17機を配備する予定の佐賀では同日、県連絡会が配備断念を求める声明を発表。オスプレイの飛行ルートとなっている中国地方の知事会も同日、「住民の懸念は払拭(ふっしょく)されていない」と述べ、事故の再発防止について「自治体や住民が納得できる十分な説明」を求めました。
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