「共産党はすごく元気だ」「団結力が他の政党とは違う」―志位和夫委員長の収録インタビューの映像を交えた10日放送のBS11番組「報道ライブ21 イン・サイド・アウト」で、番組キャスター、出演者からこんな見方が語られました。
インタビューの中で志位氏は、安倍暴走政治に正面対決する日本共産党が、国民の立場に立った対案を示し、国民との共同で政治を動かしてきたと強調。日本政治の「五つの転換」を訴え、政党助成金が「日本の政治を堕落させる根源になっている」と告発し、その廃止を主張しました。
インタビューした二木啓孝BS11解説委員は「(共産党は)一番左にいながら一番キャッチャーミットが大きくなってきている感じがある」「共産党はブラック企業といわれている(労働者の)救済の国民運動をやっている。対決型から対案、それから共同になってきている」と語りました。
政治アナリストの伊藤惇夫氏は「志位さんもいっていましたが、民主党なんか(本部収入に占める政党助成金は)8割。国営政党です」「お金の面も含め、権力から一番離れていなければならない部分がおかしくなっているのは間違いない」。これを受け露木茂キャスターは「共産党の言っていることは、ある種、一つの説得力をもっているといえるかもしれません」とコメントしました。