沖縄県内の医師108人が、10月30日付の沖縄タイムスと琉球新報の県内2紙に、命を守る立場から名護市辺野古への新基地建設に反対する声明を意見広告で出しました。
声明は、平安山英盛(へんざん・えいせい)元県立中部病院院長(69)が賛同を呼びかけて結成した「普天間基地の廃止・辺野古新基地反対・命を守る医師連絡会」によるもの。16日投票の県知事選で、新基地建設推進の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)現知事を組織ぐるみで支援する県医師連盟(医師会の政治連盟)に反発して出されました。
声明は「私たち医師は命を守る立場から、現知事の『埋め立て申請』承認は認めない。…沖縄戦で亡くなられた20万人余の犠牲者の方々、悲惨な戦争を経験されたすべての方々の遺志・意思を受け継ぎ、他国への殴り込み部隊である在沖米海兵隊の新基地を辺野古に作ることに絶対反対」と強調。沖縄県民の声が一つになれば普天間基地の廃止は十分可能であり、「世界一危険な普天間基地の即時廃止を要求する」とのべています。
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