秘密保護法の施行によって大半が「特定秘密」に移行する見込みの政府の「特別管理秘密」が、2013年6月末時点で44万6678件にのぼり、2012年末以降の6カ月間で2万7691件(6・6%)増加していることがわかりました。20日までに内閣官房が最新の集計結果を、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員に提出しました。
各府省庁の「特別管理秘密」の保有件数は表のとおり(表)。
秘密保護法の国会審議などを通じ、政府は「従来の秘密の範囲を拡大するものではない」との主張を繰り返し、秘密が拡大するとの懸念の払しょくを図ってきました。法施行を前に、早くも秘密の増殖が進んでいます。
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