沢口です。
先日太宰治さんの斜陽を読み終わりまして。
印象に残った台詞に、人間は恋と革命のために生まれて来たのだ。というのがありました。
この台詞に納得の意を誰に向けてかは分かりませんが示してしまいました。

何故だろうと考えた結果、私が導き出した答えが、
心が疼く。
疼く。とは、ずきずき痛む。ネガティブなことに使うそうです。
そう、疼くんです。
瘡蓋をいきなり剥がされたように。

普段、様々な感情に襲われる中、自分の心の内を全て曝け出すということはあまりに苦痛で閉じ込めたく、また悟られたくなかったりします。
でも、なんででしょうね、恋や革命を起こす時、そのリミッターは解除され自分が開祖になったように私が私に命ずるのです。あなたの生まれて来た意味を。と。
(片思いくらいはしたことあるからね。まあ、実りませんでしたけれども。)
そして瘡蓋が剥け、私と心がやっと一致し同じ足を前に出すことができる感