愛媛大学ジュニアドクター育成塾

【ジュニアドクター育成塾】平成30年度講師紹介【愛媛大学】

2018/05/05 18:30 投稿

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平成30年度のジュニアドクター育成塾事業の講師についてご紹介します。
※第4テーマと第5テーマが入れ替わっていたので修正しました。

第1テーマ 大橋淳史 准教授 愛媛大学教育学部

私たち化学者は『目に見えない』原子や分子を,あたまのなかで明確なイメージとして『見える化』しています。原子や分子の振る舞いを『見える化』することができれば,化学はまったく難しくはありません。

そこで,化学発光という『見える化』できる化学反応を使って,科学で大事な『見える化』とはなにかについて考えてみましょう。

第2テーマ 和波里翠 様 株式会社DeNA ※保護者参加回

対話をリアルタイムに可視化する『グラフィックレコーディング』を身につけて,あなたの『考え』や『想い』を見える化して,みんなと共有しましょう!

考えや想いは『目に見えません』。そこで,私たちは『言葉』を使って,情報を『共有』しています。しかし,あなたの考える『スゴイ』と,他の人の考える『スゴイ』が同じものであるかどうかはわかりません。そこで,コミュニケーションするためには,あなたの思考を『見える化』する必要があります。
グラフィックレコーディングは,あなたの『思考』を『見える化』するための方法です。グラフィックレコーディングについて,絵の描き方からご講演いただく予定です。
和波様のご活動
Enjoy Graphic Recording "想いを見える化する"
http://graphic-recording.tumblr.com/


第3テーマ 講師調整中 株式会社プラスアルファ・コンサルティング

プログラミング技術は,情報を見える化するために重要です。コンピュータを使うことで膨大な情報を整理し,私たちにわかりやすく見える化するプログラミング技術を提供しているのが株式会社プラスアルファ・コンサルティング様です。

本プログラムでも受講生の分析に使われるテキスト・マイニング技術についてご講演いただく予定です。

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
http://www.pa-consul.co.jp/


第4テーマ 坂本宜俊 准教授・中村承平 准教授 松山大学薬学部

くすりは,私たちの豊かな生活を支える重要な科学です。
しかし,くすりは簡単な科学技術ではありません。私たちが病気や怪我から回復するとき,それぞれの症状に対応した化学物質だけでなく,その物質の身体への吸収も同時に制御しなければなりません。この「くすり」を作る技術,製剤についてご講演いただく予定です。
松山大学薬学部

https://www.matsuyama-u.ac.jp/faculty/yakugaku/top/

第5テーマ 衣笠哲也 教授 岡山理科大学工学部

アトムやガンダムなどのロボットアニメ世代にとって,ロボット言えば2足歩行です。良いですよね,2足歩行。ロマンです。自然な2足歩行ロボットの開発を通して生物の歩行のメカニズムを解明する,私たちの社会で人を助けることを目標にすすめられている研究についてご講演いただく予定です。また,衣笠先生は,受動歩行ロボットという,小学生でも自作が可能な,動力を持たず,自然に歩行するロボットも開発されています。この受動ロボットについても製作の予定です。

衣笠先生のサイト
http://www.mech.ous.ac.jp/robotics/index.html

第6テーマ 奥田晃彦 湘南工場長 田中貴金属工業株式会社

私たちの便利な生活はさまざまな金属によって支えられています。たとえば金は基盤などに使われる貴重な資源です。しかし,鉱物は無限に採掘することはできません。また,金鉱山からの採掘は環境への負荷が大きいことが知られています。

そこで,私たちに身近な電化製品から金をリサイクルすることができれば環境に優しく,省資源になります。この技術を開発し,工業的に利用している田中貴金属工業様から私たちの生活を支える重要なリサイクル技術についてご講演いただく予定です。

知ってる?「金」の回収リサイクル 田中貴金属工業
https://www.tanaka.co.jp/knowledge/chishiki_1.html

第7テーマ 栗木一郎 准教授 東北大学電気通信研究所

『言葉』は,私たちの心に大きく影響しています。では,その影響は,どのくらいなのでしょうか。私たちの『見える』この世界も,『言葉』によって違って見えるのでしょうか。

人間の最も基本的な視覚情報である色の情報が,どのように脳内で形成されて,個人や言語の影響を受けるのかについて,計算的・統計的手法を用いて『見える化』する研究について,ご講演いただく予定です。この研究は,人と人,あるいは人と機械のより質の高いコミュニケーションに発展することが期待されます。

栗木先生のサイト
http://www.vision.riec.tohoku.ac.jp/ikuriki/index-j.html



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