ドキュメンタリストの穴
第133回のタイムシフト視聴は下記日時まで視聴可能!
下記よりお楽しみください!
(※2024年07月14日 23時59分59秒まで視聴可)
INDEX
■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
■from スタッフ二号
■お知らせ
■現場写真
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■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
<番組について>
□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】(=通称【ドキュ穴】)は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。毎回、毎回様々なジャンルのドキュメンタリー・劇映画や表現者たちをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。
<生放送>
□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。
<ブロマガ>
□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。
<料金>
□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額330円」ですべてお楽しみいただけます。
<チャンネル会員・非会員のサービスの違い>
□対談生放送の【前半部分は無料】チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。
□対談生放送の【後半部分から有料】チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。
□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。
□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。
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■お知らせ
□今回ゲストの今井友樹監督の新作映画『おらが村のツチノコ騒動記』は5/18(土)~公開!ぜひ劇場にてお楽しみください。
※『おらが村のツチノコ騒動記』公式サイト
https://studio-garret.com/tsuchinoko/
※『おらが村のツチノコ騒動記』公式Twitter
@torinomichi
□監督のご出身「民族文化映像研究所」の名作『越後奥三面―山に生かされた日々 デジタルリマスター版』がポレポレ東中野にて公開中!
上映延長との情報もありますので、ぜひスクリーンにてお楽しみください。
人気作品でお席はお早めに押さえた方がいいと思います!
※越後奥三面―山に生かされた日々 デジタルリマスター版(ポレポレ東中野サイト)
https://pole2.co.jp/showing/65eafbbea236de71aef206af
※民族文化映像研究所 公式twitter @mineiken
https://twitter.com/mineiken
□生放送中に大人気となったサンスマイルさんの「ツチノコ」絶賛発売中です!
手に持って映画鑑賞しても良し、おうちでお腹を押しまくって鳴き声を楽しむも良し。
とにかくかわいいです!
※【製品説明】つちのこまた!?つかまえた!!
https://bit.ly/4bATXtU
お買い求め方法は上記URLに記載ありますので思いっきりツチノコしてください!
※サンスマイルトイズ【公式】twitter @SunSmil38367775
https://twitter.com/SunSmil38367775
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■from スタッフ二号
<第133回生放送を終えて>
初めましての夜が始まる!
(撮影:森谷博)
今回の【ドキュ穴】は5/18(土)~公開の新作映画『おらが村のツチノコ騒動記』から、今井友樹監督をお迎えしました!
ツチノコを巡るドキュメンタリーということで、様々なジャンルのみなさんが公開を楽しみにしているかと思います。
「東スポ」や『ムー』界隈を愛する方々ももちろん心ゆくまで楽しめる作品ですが、当番組ではツチノコをドキュメンタリー映画の視点から価値を見出そう!という試みに挑戦しました。するとどうでしょう。ツチノコのツチノコたる由縁が次々と出てくるではありませんか!
これはぜひ沢山の人に目撃して欲しい作品ということで、今井監督に様々なお話しをうかがいました。
めちゃくちゃ盛り上がった対談そのものを観たい方は下記より直接ご鑑賞下さい!
(※2024年07月14日 23時59分59秒まで視聴可)
ザックリ内容をまとめると……
■今井友樹監督の生まれた「東白川村」について
今井「岐阜県の東白川村は、ツチノコ発見で話題になった村でして」
金田「知ってますよ!“嘘つき村”ですね!(冗談)」
今井「(笑)けど、東京に出てきて「ツチノコの村出身」というと本当にそう返してくる人がいたりしました。この映画を丁寧に撮ったことで、自分の村が嘘ではないことを肯定してもらえると思います」
金田「いや嘘つき村って悪くないですよ。そのことについて今日は話したいんです。」
この映画に登場する村の人達は、インタビュー中みんなニコニコ!
ツチノコ目撃情報の話をする時の、「ストレスなし!ツチノコがいてみんな幸せ!」といった雰囲気は鑑賞者にも届きます。
ストレス社会で荒んだ心に沁みわたる……
金田「目撃情報で盛り上がった平成元年頃は、社会が「無駄を大事にしよう」といった雰囲気で様々な“無駄なもの”が許容された時代でした。都市伝説、UMA、徳川埋蔵金、川口浩探検隊シリーズなど、夢のために盛り上がることができたんですよね。いわゆるバブル!心も裕福な時代でした。そして、ツチノコもそのコンテンツのひとつでした」
今井「全国に沢山のツチノコ目撃ヶ所があります。まさにムーブメントだったんでしょうね。僕も取材で数えきれないほど様々な場所へ行きました」
■都市伝説「ツチノコ」がフェス化してはや35年……
金田「各所イベントを開催していたこともありましたね。でも、東白川村ではそれが未だに続いています!35年ですよ!」
今井「その様子が映画の中にもおさめられています。全国からいらっしゃるんですよ。2000人の村に2500人!」
金田「結構な人数ですよね!それを観るだけでも圧巻の映画です」
田んぼや畑の周辺、ちょっとした山道など、老若男女が笑顔で藪をつついて回るツチノコフェスタ。
35年も続けば立派な「カルチャー」です。
その人間がワイワイやっている様子を、何者かがうかがう様子も……誰だ……
■地味メンタリーの本領発揮「民族文化映像研究所」
金田「今井監督は日本映画学校を卒業後、「民族文化映像研究所」に就職されていますね」
今井「えっ!今は自分の制作会社をやっていますが、変わらず続く関係にあります。民映研をご存知なんて珍しいですね!」
金田「日本映画学校で派手なドキュメンタリー作家が同期(とその周辺)に多かった中、地味な対象を撮り続ける民映研に行ったことに非常に興味を持ちました。地味メンタリーの星ですね」
今井「民映研に出会った時、自分の人生の道がワーッと開けたって感じがしたんですよね!」
民族文化映像研究所は、耳目を集めるような大きな対象を撮影する「派手メンタリー」の逆で、消滅してしまうかも知れない文化といったミニマムな対象を丁寧に撮影する「地味メンタリー」を作り続けているところです。
今井「地味メンタリーっていい言葉ですね!」
小さな村の伝承が危ぶまれる踊り、アイヌの「日本一立派な」舟の作り方、礼文島の景色などなど、ピンポイントで重要だけど忘れられがちなカルチャーを、正確で確かな映画文法によって記録・描画していきます。
今井「実は今(注:2024年5月15日現在)、ポレポレ東中野で公開中の『越後奥三面―山に生かされた日々 デジタルリマスター版』という作品が非常に人気で、沢山のお客様がいらしているんですよ。大変驚いています」
金田「逆に今だからこそ地味メンタリーが観たいという人が多いのでしょうね。素材の味勝負の。」
今井「その手ごたえは感じています。ありがたいことですね!」
もちろん『おらが村のツチノコ騒動記』もその流れに準じていますのでご安心ください!
■日本一の「ダメ特撮」シーン
金田「この作品の中でたったひとつ、民映研とは違う技法を入れていますね……」
今井「ええ……(笑)」
金田「それがこの、冒頭から度肝抜かれるツチノコ特撮です!これが酷いんですよ!」
今井「こういうのが"無駄を大事にする"ってことですよね(笑)」
金田「そうですね。ネズミのぬいぐるみに値札ついたままですからね(笑)」
特撮クラスタにもぜひ目撃いただきたい特撮シーンは本編にチョイチョイ挟まれてきますのでお楽しみに!
金田「ところで今日お持ちいただいたこのツチノコですが……」
今井「僕の私物です。サンスマイルさんというおもちゃメーカーさんのもので、実はポレポレ東中野に来ると、その標本が展示してあるんですよ」
標本展示…????
聞くところによると、サンスマイルさんのツチノコを丁寧に標本化したものを、宣伝用の美術品としてご提供いただいているとのこと!
みんなー!劇場へ急げー!
金田「この、サンスマイルさんのツチノコは、愛でできているんですよ。」
このあと、MC金田&監督によるサンスマイル製ツチノコにすごいギミックが仕掛けられていることを紹介するなどし、生放送中にサンスマイルさんにこのニコ生が発見されてしまうなど様々なハプニングが起りましたが、詳細楽しみたい方はぜひ下記の番組アーカイブ(タイムシフト)をご覧ください!サンスマイルタイムの荒振りがすごいです!
(※2024年07月14日 23時59分59秒まで視聴可)
■誰も観たことのない視点を採用
金田「この映画は実は凄いカットが3ヵ所出てくるんですよ。多分映画史上初めてじゃないかな」
今井「えっ、何ですか」
金田「1人称、2人称、3人称、神の視点……以外の視点が、もうひとつ出てきますよね
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