日本を席巻した『シュリ』公開から13年。韓国映画はこの作品により高度な娯楽性と質が日本でも認められ空前の大ヒットとなった。そしてその後、『JSA』『殺人の追憶』などハイクオリティな作品が続々と公開され韓国映画の評価を確実なものとした。その一方で中高年女性を虜にした“韓流ブーム”が勃発!ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビン、チャン・ドンゴンといった韓流四天王を中心にドラマ、映画が一大ムーブメントとなった。その始まりとなったドラマ「冬のソナタ」放送から10周年と今年は記念すべき年でもある。
そして、2012年は観客動員数が韓国では1億を突破し、韓国映画はフィルムノワールからラブスト-リーやコメディといった多様性を極めてきている。そこで、この度は、進化し続ける韓国映画を抽出し、あらゆるジャンルの作品を集めて『K-Movieフェスティバル』を開催することが決定!日本初登場作品として熱い男たちの拳の戦いを描いた、ファン・ジョンミン主演の『フィスト・オブ・レジェンド』や、『サニー』でその美しさに話題沸騰のミン・ヒョリン主演の『ミリオネア・オン・ザ・ラン』などが公開される。また、スペシャルプログラムではオム・ギジュンやヒョヌといった人気俳優がそろったホラー『殺人漫画』も公開。そして、福岡アジア映画祭で上映され高評価を得た『ダンシング・クィーン』といった、今までの韓国映画とは違ったニューウェーブな作品を上映。これらの新作に加え『トガニ』『復讐者に憐れみを』など韓国特有の重厚感あふれる映画から、久々にスクリーンでヨン様の姿が観られる『スキャンダル』など、多角的なプログラムで“韓国映画の系譜と今”そして“未来(これから)”を目撃できる映画祭となっている。
本映画祭は10月12日よりシネマート六本木、新宿、心斎橋にて(劇場によって上映プログラムが変わります)開催される。是非、知らなかった韓国映画の凄さを体感してほしい。
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