まいこ のコメント

本日発売のSPA!ゴー宣230章「皇室数を確保して、実は皇室消滅」の感想です。

天皇陛下が「安定的な皇位継承に関する与野党協議」を主導する立場の額賀福志郎衆院議長をはじめとした国会議員41名と面会され「皆さんにはくれぐれも体を大切にされ、国民の信託に応え、今後とも、国、社会、人々のために、力を尽くしていかれるよう願っております」と述べられた翌日に拝読できたこと、あたかも歴代天皇の啓示のように感じました。

昨年、行われた「愛子さま祭り」に同道した家族は、「天皇論シリーズ」は未読ながら「皇室のことは、皇室の方がお決めになればいいのに。愛子さまでは、どうしてダメなの?」、先日の「歌謡曲を通して日本を語る」を視聴した際も「愛子さまが天皇になっていただくしか、立ちゆかない」という小林先生の御言葉に「そうだ、そうだ」と呟いていましたので、これが正しい庶民の感覚だと感じておりました。今回、「戦前の皇室典範は皇室の『家法』であり、その改正は皇室の意向によって行われていた」、「皇室典範の改正は皇室の意向、つまり天皇陛下のご意思によって行われなければならない」、「天皇陛下よりも皇室のことを知っている人はいない」と描いていただき、本当に留飲が下がります。

「安定的皇位継承」という喫緊の課題を「皇族数の確保」にすり替えて議論を進めようとする愚劣さも痛烈に写し出してくださいました。愛子さまを迎える歓呼の声を聴けば「皇位継承権を女性に広げる」、すなわち内親王である愛子さまが天皇になっていただく道を拓くことは国民の総意であり、皇室の御意向と完全に一致していると分かるにも関わらず、「混成家族」案を推し進めるふざけ切った輩は、天皇陛下の仰せになられた「国民の信託に応え」ようとは全くしていないと、直系よしりんの憤怒がまざまざと表しています。

議論が空論となり、政治と国民が乖離する悲劇になるかならないかという瀬戸際で、連綿と続く歴史の知恵からではなく、結論ありきの卑小な解釈で皇室をキャンセル、消滅させようとする男系固執派の劣悪ぶりを刻まれた峻烈なる作品を、歴代天皇方は御照覧していらっしゃるように感じます。天皇陛下の御言葉を鑑みても、チェブリン・モン子さんの高らかなる宣言、愛子皇太子を希求する国民の総意をさらに目に見える形にするために繰り出される活動は完全に的を射ており、必ずや実を結ぶことでしょう。

No.98 4週間前

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