鎌倉三四郎 のコメント

小林先生の「オドレら正気か!」「ゴー宣道場」に参加する人たちが本気なのは、小林先生が読者に対して本気だからだと思います。

「わしは読者を選びたい」と何度も読者を切り捨ててきた小林先生についていくのは、本当に大変なことですし、読者自身の「思想」「人間性」が試されます。

他の公論イベントを知らないので、何とも言えませんが、人の「本気」というものは相手にも伝わるものです。
小林先生は自らの失敗や誤ちも率直にアカウンタビリティされてますし、読者の非礼に対しては怒鳴りつける方です。

たぶん、読者と「対等に」「本気で」議論をしているところが、他の言論人とは違うんじゃないでしょうか。
他の言論人は、「読者はお客さん」「金もらえればいい」「無知な読者に教育してやっている」「一度決めたイデオロギーには、固定客がいるから毎回同じ話をしなければならない」という感覚でやっているのではないでしょうか。

有田さんの「小林教」の話を聞いてなんとなく思ったことです。
「小林教」が宗教ならついていく信者は大変ですよ。
「戦争論」で信じた自称保守たちを、「戦争論2」で切り捨てているのですから、読者だって常に考えますよ。
「小林先生についていくか、自称保守についていくか」とか。
自称保守についていった元読者もいるでしょう。少数だと思いますが。
でも、小林先生のマンガを読み続けた人は、イデオロギーではなく自分の中の常識感覚で、決めた人が多いと思いますけどね。

普通の言論人なら「戦争論」で仲間にした言論人を、「戦争論2」で敵に回したりはしないと思うんですよね。
小林先生のやり方は、「宗教」として「信者」を作るには一番向かないやり方をしていると思います。
だって、一度信じた価値観を間違っていたから止めます、を繰り返している訳ですから。

以上、「小林教」の話を聞いた何となくの感想です。
まとまりませんが。

No.95 14ヶ月前

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