よしりん先生がゴー宣メンバーで自分だけ専門家ではないことを嘆いていました。ちょっと前に、そういえば先生って単なる漫画家であって学者でもなければ専門家でもないので、ご自身のことをどう思われてるんだろうと気になったことがあったので、今回のブログはタイムリーでした。やはり微妙な感情をもっていらしたんですね。
ホリエモンの話を出して恐縮ですが、依然テレビで尊敬する人物をスティーブ・ジョブズと答えていました。氏のプレゼン能力・宣伝能力が凄いという理由です。たしかに彼のプレゼン能力は抜群でしたが、プログラミングなどの専門性は月並みで、その部分においては優秀な部下に一任していたように記憶しています。
そういう能力の発揮の仕方もあるんだよなーと思いを巡らせていたら、そうか、よしりん先生はスティーブ・ジョブズなんだと思い至りました。自分に足りない専門的な知識を他に求め、納得できるものとできないものをご自身の経験や常識によって選別し、納得できるものをさらにご自身の論理によってアウフヘーベンし、思想という形で世に提示する。その提示の仕方が大変効果があるので好きな人もいれば嫌いな人もいるといった状態になっているのだと思います。
以前よしりん先生がスティーブ・ジョブズの映画を見て、その個人主義の強さに共鳴されていたことを覚えています。個人主義の強さとともに、そういったご自身の立ち位置を彼と重ねているところもあるのかなと感じました。
駄文失礼しました。今後とも応援しています。
＊先生は漫画のプロであって部下にまかせっきりはないということは存じております。誤解なきよう。