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2015年第17回ジャパンダートダービー (大井) 予想

2015/07/07 20:00 投稿

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月曜大井は路盤に水が浮く馬場状態。
終日、雨降りの不良馬場でした。
火曜、水曜と東京の天候は曇りのち雨とのことで、馬場回復の見込みはありません。
重~不良の馬場状態での施行でしょう。


展開は、兵庫CSを圧勝のクロスクリーガーがスピードの違いでハナ。
ゲート出は遅いものの、二の脚の速さは抜群。 この枠ならばハナに行く一手でしょう。
番手に鳳雛S勝ちのライドオンウインド、UAEダービー帰りの2歳チャンプ ディアドムスが続く隊列。
他の中央馬、地方馬と離れた隊列という展開すら有り得そうです。

その中、ユニコーンS圧勝のノンコノユメは、出負け癖を払拭出来無い現状では厳しい競馬となります。
ここ二戦、圧勝したのが府中千六。 直線の長い競馬場で切れを生かしたレースばかり。

キャリア7戦全てのレースでメンバー最速の上がりを叩きだしている脚は脅威ですが、コーナー4つの中山 伏竜Sで完敗の内容から見て、自分で競馬を作れない弱みが見て取れます。

必ず出負けし、出脚も無い現状。
コーナー四つの競馬では位置取りのロスが大きく、その上、道中に脚を使わされてしまうため、差し届かずの競馬となるのは三走前中山完敗の内容から見て明らか。

ここは大井二千のチャンピオンディスタンスコース。
スピードに加え、スタミナも必要。 総合力が問われるレースで、致命的欠陥があるこの馬には厳しいでしょう。

鞍上はルメール。
日曜福島でアンビシャスを上手く誘導しましたが、出負け癖のある馬を矯正するまでには至りません。
しかも、ゲートは先入れの奇数枠で待たされるのが必至となれば余計に出負けのリスクは大きくなります。

例えスタートを決めたとしても、出脚が致命的に遅いだけに、先行も不可能。
無理に急かせば道中の追走に脚を使うだけに、持ち味である脅威の鬼脚が削がれるのは確実です。

ガサが無く、器用さも持ち合わせていないスピードタイプだけに、現状は府中のワンターンマイルがベスト。
この大井二千向きでは無く、ここは消しです。


ここは兵庫CS馬 クロスクリーガー、鳳雛S勝ちのライドオンウインド、全日本2歳優駿馬のディアドムスの三つ巴と見ます。
スタート直後から先行する三頭に絞られる、アメリカダート戦宜しくのサバイバルレースとなりそう。

ただ、兵庫CS馬 クロスクリーガーは三番手評価にとどめます。
確かに、前走の内容は素晴らしい内容でした。
番手追走のリアファルを寄せ付けず、自ら動いての圧勝劇ですから、ここでもの期待があります。
しかし、これでライドオンウインド、ディアドムスと勝負付けが済んだとは思えません。

ライドオンウインドに関しては、兵庫CS2着のリアファルを物差しにすれば中央戦伏竜Sでもクロスクリーガーのタイム差無しのクビ差2着と、力量の物差しに値する馬です。
このリアファルを鳳雛Sで道中徹底マークし競り潰したのがこのライドオンウインド。

ディアドムスとは、ヒヤシンスSで頭差先着も、斤量はディアドムスが58kgに対して56kgと、2kgもの差があってのものと、これでは勝負付けが済んだとは思えません。

兵庫CSの時計自体も褒められたものではありません。
13年のコパノリッキーが勝った時には遙か及ばず、2着のベストウォーリアのタイムにも届きません。

大差になりやすいレースという視点で見ても、時計、着差から11年のエーシンブラン級という可能性もあり、単純にライドオンウインド、ディアドムスの方が力量は上かも知れません。

小回りの兵庫競馬場から、広く大きい大井替わりもどうか。
スピードだけでは簡単には押し切れない競馬場で、しかも、大井の二千となれば、終いの脚も要求されます。

道中は、番手勢となる上記の二騎によるプレッシャーに苦しむ可能性もあるだけに、マークされる厳しい競馬も加味して三番手評価です。


本命はライドオンウインドに。
前走鳳雛Sの内容、時計は秀逸、過去の京都千八からJDDを勝った馬達と比べても遜色ない内容での勝利でした。

端午S 勝ち時計
07年ロングプライド 1.52.1 同週上賀茂S 1.51.6
08年サクセスブロッケン 1.51.2 同週上賀茂S 1.51.1
09年シルクメビウス 1.51.1 同週上賀茂S 1.50.5
10年バトードール 1.51.9 同日1000万 1.50.5
11年グレープブランデー 1.51.7 同日1000万 1.51.0
12年ハタノヴァンクール 1.50.9 前週上賀茂S 1.51.2
13年クリソライト 1.51.6 前週1000万 1.52.2 翌週1000万 1.53.2

この中でJDDを勝ったのは、準OP上賀茂Sと0.1差だった08年のサクセスブロッケン、上賀茂Sより0.3速かった12年のハタノヴァンクール。

11年のグレープブランデーは1000万よりも0.7秒遅い時計でしたが、ユニコーンS(2着)の走破時計は1.36.4。
翌日の準OPひかり賞の勝ち時計が1.36.1と、僅か0.3差。

13年の昇竜S クリソライトの時計は、同週、翌週の1000万クラスを大きく引き離し、その内容通りにJDDを勝ちました。
上級古馬相手にも引けを取らないスピードを見せていたことがこのJDDち勝馬の四頭からわかります。

そして、昨年のJDDを勝ったのは鳳雛S勝ち馬のカゼノコと、この京都千八とJDDの相性は抜群です。

今年勝ったライドオンウインドの時計は、昨年カゼノコの1.52.2よりも上の1.51.3。
翌週に行われた準OP 東大路Sの勝ち時計1.52.5よりも0.8も速い時計となれば、かなりの高水準と言えます。

中身も濃く、前半3F36.9-中盤3F36.9-後半3F37.5と、かなりタイトでハードな流れを番手マークから押し切るという、非常に優れた内容での勝利でした。
3着に負かした相手が、近走でクロスクリーガーの2着が2回もあるリアファルならば、レースレベル、相手関係も相当に高いレベルです。

1月には捩じ伏せられたリアファル相手に、今度は捩じ伏せるという成長が窺える前走鳳雛Sの内容。
この内容ならば、この舞台でも十分に勝ち負けになる実力があると見ての本命です。


相手はディアドムス。
ブリンカーを着用してから北海道2歳優駿、全日本2歳優駿と連勝し、2歳王者となりました。

UAEダービーに向けての壮行レースとなったヒヤシンスSでは、斤量58kgの酷量を背負いました。
芝コースでの出脚が全くなく、スタート直後はやや置かれ気味でしたが、ダートコース入ってからは行き脚良くなり、前に取り付いての競馬に。
道中は外三番手から手応え良く追走、直線は追い出しをギリギリまで我慢待しての追い出し。
残り400m過ぎ、先頭に立ってからの追い出しとなりますが、流石に斤量58kgが響き、後続を突き放すまでにはいきません。
それでも残り200m過ぎまでは先頭を保ちましたが、ゴールデンバローズに交わされ、ゴール前、最後の最後にはイーデンホーク、クロスクリーガーに交わされての4着でした。
しかし、3歳の春前に酷量を背負って正攻法で押し切ろうとした内容は、負けて強しの一言です。

それで前走のUAEダービーとなりますが、一角進入時に馬鹿付く馬に絡まれ接触。
内の馬に乗り上げかけられる致命的な不利。
道中は口を割る姿が見受けられ、引っ掛かってしまいました。

それでも、道中は海外馬相手にもスピード負けせずの追走。
勝負所で早目に外から競り掛けてきた、ディアドムスに乗り上げかけた馬に反応し一伸びしかける負けん気の強さを見せましたが、そこで一杯に。
直線は全くの見せ場無しの惨敗となりますが、序盤の大不利を挽回出来無いのは致し方ないもので、これは度外視です。

芝スタートに疑問があるだけに、コーナー2つ、ワンターン競馬のユニコーンSを回避しての直行は予定通り。
UAEダービー3着でユニコーンSを併せ馬一本で臨み4着と敗退したゴールデンバローズとは違い、乗り込み量は豊富。
併せ馬は4本消化し、このレースにも出走するポムフィリア相手に1秒以上遅れた後方追走から併入と、中身もかなりハードな追い切りで、いきなりでも動ける態勢となっています。

ブリンカー着用しているだけに、大外枠からの発走も間違いなく良いでしょう。
道中で絡まれず、スムーズな追走が出来る枠も強み。
今年は不完全燃焼の内容ばかりですが、この舞台で持てる能力を発揮すればあっさりの場面まであるでしょう。

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