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2017年第22回NHKマイルカップ(東京) 予想

2017/05/06 12:00 投稿

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稀にみる大混戦となった今年のNHKマイルカップ。

絶対軸不在の一戦。
出走全馬に色気があり、激戦が予想されます。


府中の馬場は、先週の青葉賞がレースレコード(2.23.6)でアドミラブルが勝利。
日曜準OP 千四の晩春Sでは1.20.1の好時計が飛び出し、かなり時計が出る馬場状態。

週中、府中周辺は雨が降っておらず、土日も晴れの予報。
路盤は十分に乾いており、今週も硬い馬場により、好時計が期待される馬場状態です。


展開となれば、逃げ馬らしい逃げ馬が不在。
内枠を引いたボンセルヴィーソ、外枠を引いたトラストが行きたい構え。

特に内枠を引いたボンセルヴィーソは、内枠ならメンコを外すとの陣営コメントがあり、ハナが理想的の絶好の枠順です。

トラストもスタートが速く、前々からのボンセルヴィーソをマークしての積極的な立ち回りとなりそう。

この二頭主導に見られますが、イレギュラー要素が非常に強いタイセイスターリーが、今年のNHKマイルカップの展開を握る馬では無いかと。


このタイセイスターリーは、半兄にNHKマイルカップを一番人気で逃げ切ったミッキーアイルを持つ良血馬。
しかし、非常に気性がキツく、掛かり気味に追走する馬。
前走のNZTでは、鞍上の内田博が外枠からガッチリ押さえましたが、終始、掛かり気味で競馬になりませんでした。

二走前の共同通信杯でも、そのキツい気性は健在。
内からディアシューターを行かせての外番手をキープしたかった処、エトルディーニュが外から近付くと馬銜を取り一気にハナへと行ってしまいました。

前走NZTで何とか控えて我慢出来たのは、外枠で後ろから被せられなかったため。
大外枠だったシンザン記念も同様で、一方、最内枠だったデイリー杯では揉まれて競馬にならず惨敗となっています。

かなり我の強い気性をしており、これは、半兄のミッキーアイルも同様で、この血統特有の気性。

今回、北村宏への乗り替わりでテン乗り。
この我が強い馬へのテン乗りとなり、最終追い切りでは栗東坂路でステッキを入れて一杯に全力で追い切って負荷を掛ける稽古。
そして、枠順は真ん中の5枠9番と、先行出来る脚を持つトラストの内から。

すぐ外の5枠10番には、先行出来るディバインコードもおり、この我の強い気性をしているタイセイスターリーに、掛かって下さいと言わんばかりの状況が揃っています。


絶好の内枠を引き、ハナを切りたいボンセルヴィーソ。
外枠から先行するトラスト、ディバインコード、そして、タイセイスターリー。
このタイセイスターリーが掛かり気味に追走となり、前に競り掛ける様に突付く展開となれば、自ずとペースは上がりそう。

各馬、色気十分の大混戦模様で気が逸る状況でもあり、ペースはかなり速くなるのでは無いかと。

只でさえ、例年速いペースになりやすいNHKマイルカップ。
今年もタイトな流れとなり、上がりが掛かるレースと読みます。


路盤が乾き、時計が出る絶好の馬場状態となっている府中。

ボンセルヴィーソの逃げ、最内枠のモンドキャンノやトラスト、ディバインコード、そして、掛かる気性のタイセイスターリーが引っ掻き回しそうな展開となれば、流れはタイトなものに。

勝ち時計は例年通りの1.32秒台となれば、上がりは掛かりそう。
差し追い込みが十分に届く競馬になるか。


これを踏まえ、本命はガンサリュート。
父は、10年のNHKマイルカップを1.31.4の驚異的なレコードで圧勝したダノンシャンティ。
母父は、01年NHKマイルカップを勝ったクロフネと、生粋のNHKマイルカップ血統。

ダノンシャンティ、クロフネと、道中二桁追走で府中の直線を追い込んで勝った名馬。
この馬が持つ末脚も相当な破壊力があり、これは偉大な父、母父譲りでしょう。

前走の毎日杯は末脚不発で7着惨敗。
鞍上の北村友が首を捻る内容で、いつもよりエンジンが掛からず、手前を替えて反応するのが良さですが、今日は見られなかったとコメント。

おそらく、これは二走ボケの類いでは無いかと。
三ヶ月の休み明けとなった京成杯を上がり最速の末脚を駆使して2着の激走。
その反動が、毎日杯で全く走らなかった原因か。

それまでのレースでは堅実な末脚を駆使した馬が、毎日杯では全く反応が無かったと言うのも不思議な話で、鞍上が首を捻るのも頷けます。

これを二走ボケとするならば、毎日杯は度外視出来る内容です。


毎日杯以前の走りは、デビュー戦から質の高いレースをしています。
新馬では皐月賞2着、アーリントンC1着のペルシアンナイトの4着。

続く阪神の未勝利では、阪神JF、桜花賞2着、アルテミスS勝ちのリスグラシュー相手の2着。

次の阪神未勝利は、京都2歳S、弥生賞1着のカデナ相手の2着。

勝ち上がった京都の未勝利で2着に負かした相手は忘れな草賞を勝ったハローユニコーンと、かなり骨っぽい相手との競馬ばかり。

二走前の京成杯での2着はフロックではありませんし、嵌まればこれくらいは走れる能力の持ち主です。


今回、鞍上に桜花賞をテン乗りで見事に優勝した一発を秘める池添を迎え、末脚を引き出す事が出来る鞍上だけに、これは間違いなく手が合いそう。

抽選を突破した運があり、大外枠となる8枠18番は不利になる処か、末脚勝負のこの馬には最高の枠順。
かつてはムラマサノヨートーが18番人気で追い込んで来た枠順であり、昨年もレインボーラインが18番から追い込んで来ました。

前が速くなり、上がりが掛かる展開を予想するだけに、嵌まる可能性もあるでしょう。
枠なりにじっくりと構えての直線勝負になれば、一発があっても不思議ありません!


相手はアウトライアーズ。
前走皐月賞は12着。
中山開催最終週の馬場となりましたが、内が伸びる変則的な馬場と、異様に時計が速い競馬となり、追走だけで脚をなし崩しに使わされてしまい末を無くして惨敗となりました。

皐月賞の中間もかなりハードな稽古を課していましたが、今回の中間もかなりハード。
十分過ぎる程の本数を乗り込み、最終追い切りでは美浦の坂路を50.8-38.5-25.8-12.7。
美浦の坂路で50秒台の時計を叩き出しながら、終い1Fを12.7で纏めるのは相当なもの。

ここへ向けて、ハードな稽古を課してきた陣営の意気込みが実を結んで来た印象があります。


元々、気性面からマイルくらいの距離が合っている馬。
前に壁を作って溜めて行きたい馬だけに、この内枠はこの馬には絶好でしょう。

あとは、勝負処で上手く馬群を捌けるかどうか。
最終追い切りの動きを見ても、叩き三走目の今回が出来はピーク。
ここは巻き返し必至でしょう。


三番手にはナイトバナレット。
今年の中山千六 ジュニアCを快勝し、ファルコンSでは一番人気(11着)に推された実力馬です。

前走NZTは馬場状態が悪く、しかも、スローペースだっただけに、これでは追い込み不発も致し方無いもの。
これは度外視です。

二走前、一番人気となったファルコンSも末脚勝負で惨敗でしたが、これは仕上がり途上でのもの。
年明けのジュニアカップを勝ってすぐ、矢作師はNHKマイルカップ参戦を明言し、そこから逆算してのローテーション。
二度使われての本番と、調整は順調そのもの。

稽古の反応も抜群で、栗東坂路の動きは抜群の反応。
とても二戦続けて惨敗している馬には見えない調子の良い内容を見せてくれました。

ジュニアカップで見せた末脚はかなり魅力的。
破壊力満点の末脚は、長い府中の直線で映えるもの。
この人気なら狙って見たい処です。


前走桜花賞4、5着となった牝馬 カラクレナイ、アエロリット。
牝馬が強い世代の様子で、アエロリットが2着となったクイーンCの勝ち時計1.33.2は、2月の府中開催最速。
これは、グレーターロンドンが勝った古馬準OP 節分Sの1.33.9よりも、東京新聞杯の1.34.9よりも断トツに速い競馬。

カラクレナイが勝ったフィリーズレビューもレースレコードとなり、2着に負かしたのは桜花賞馬 レーヌミノルと、かなりレベルの高いものでした。

桜花賞はかなりハードなレースに。
重馬場ながらハイペースとなり、上がりが36.2と、非常にタフなレースとなりました。
そこから中三週と間隔が短く、G1の激戦後の反動が出ても不思議ありません。
実際、疲れからNHKマイルカップを回避し、オークスへと向かう事になったレーヌミノルとソウルスターリングは、距離適性面なら間違いなくこちらの方が合っていたはず。

カラクレナイ、アエロリットの二頭は、最後は脚が上がり、脚色同じとなっていたように、死力を尽くした競馬だっただけに、間隔が短いのであれば、目に見えない疲れがある可能性は十分にあります。

カラクレナイは、今回初の長距離輸送に左回りの競馬。
しかも、慣れない内枠からと、牡馬相手に揉まれる競馬となるのは確実。
しかも、押し出されての一番人気となってしまっている立場も、各馬のマークの対象となり得るだけに、かなり辛い競馬となりそう。

厳しい条件が揃ったと見て、カラクレナイは消しです。


アエロリットに関しては、前走横典が時間が掛かりそうとのコメントを残しているように、好走すれども勝ち味に遅い内容ばかり。
牡馬相手の大外枠も立ち回りに厳しい競馬となりそうで、アエロリットも消しです。


前走アーリントンC2着のレッドアンシェル。
かなりキツい気性をしている馬で、出負け癖、掛かり癖のある癖馬。
そこに初めての長距離輸送と、テンションが上がりやすい馬だけに、心配となる要素が非常にあります。

血統面でも父 マンハッタンカフェは高齢を迎え、産駒傾向も変わって来ています。
近年の活躍馬、5歳のクイーンズリング、ルージュバック、シングウィズジョイ。
4歳のシャケトラ、3歳のアメリカズカップと、何れの重賞勝ち馬に共通しているのは、上がりが掛かる競馬でこそ。
高速馬場に対応出来るスピードがある産駒を出せなくなっています。

この馬自身も持ち時計が無く、今の非常に時計が速い府中への適性は皆無かと。
ここは消しです。


昨年の朝日杯FS2着、京王杯2歳S勝ちのモンドキャンノ。
前走スプリングSは10着惨敗と、距離が持たなかった様子。

東京成績、マイル成績が悪いキンシャサノキセキ産駒だけに、ここも距離が疑問。
ここは消しです。


前走NZTを勝ったジョーストリクトリ。
前走は雨降り稍重の馬場で、しかも、スローペースで前残りとなった馬場。
内々前々からロス無く立ち回り、最後も内を掬ってと、立ち回りの上手さが光る勝利。

G1での地力勝負では決め手に足りない面が見受けられるだけに、ここは厳しいでしょう。
消しです。


朝日杯FS3着、ファルコンS、デイリー杯2着のボンセルヴィーソ。
前走NZTは大外枠から前に行き3着と粘る競馬。
とてもしぶとく、安定して走っていますが、やはり、ここに入ると決め手の面で劣ります。

内枠を引いて逃げる一手でしょうが、これまでNHKマイルカップを逃げ切ったのが、メジャーエンブレム、ミッキーアイル、カレンブラックヒルと言う一番人気に推された実力馬。

これら三頭と比べると、やはり厳しいと言わざるを得ません。
ここは消しです。


フランケル産駒のミスエルテ。
潜在能力だけなら一番かも知れません。

しかし、異常に激しい気性の持ち主。
使い込まれてテンションがかなり上がる馬で、桜花賞はぶっつけとなりました。
そこから中三週と間隔が短いのは疑問。
ここ二週の稽古を見ても、掛かり気味で鞍上が宥めるのにかなり苦労しています。

初の長距離輸送も、このテンションが上がりやすい馬には疑問。

エイシンヒカリのように、パドックからの地下馬道で異常なまでに掛かる可能性もあるかと。
パドックの周回時間が短い海外競馬の方が合っているかも?

この馬が持つ異常なまでにテンションが高い気性では、現状、まともに能力を引き出すのは難しいと見て、消しです。


シンザン記念でアルアイン、ペルシアンナイトの皐月賞ワンツー組を相手に勝ったキョウヘイ。
こちらは高速馬場への対応が疑問。
シンザン記念は極悪馬場で時計が異常に掛かったもの。
巧拙の差が非常に大きい結果となりました。

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