育て始めたばかりのカリフラワー3株のうち、2株目の死亡を確認しました。
これが2株目。
全体に茶色い何かが付着しているように見えますが、これは全て萎れた花芽。
まだ白い部分も残っていますが、ここも変色していないだけですでに死は確定しています。
もうこの株は一部の組織が死滅という状態を過ぎてしまって、株全体が萎れてしまいました。
この子はもう復活の見込みはないため、後日ミズナラの鉢に突き刺して土に還ってもらう事にしましょう。
もう残り1株になってしまったカリフラワー。
これは珍しくまだ元気です。まだ、というか生長して変化が現れました。。
小花蕾の枯死や萎縮なども見られませんし。
一部ではこのように花芽の休眠状態が打破され、小花蕾が発達し始めました。
まあ、これは生長が進んだ為というよりも、気温などの環境要因による変化なのですが。
この粒々の小花蕾はライシーと呼ばれる生理障害が起こった事で現れる部位。
私のところはたまに降雪がある程度の土地なのですが、この間雪が積もるほどの冷気が訪れたせいでカリフラワーの発育に異常が発生、その異常がこういう形で表れました。
少し離れたところにも同じく異常部位が見られます。
このライシーという生理障害はこの後どんどん発展していき、最終的には花が咲くところまで行きます。
また、水に浸かっている部分では不定根の発生が見られます。
これは発生から2日くらいでしょうか。
ちょうど冷気の衝突、生理障害の発生と時期が重なる為、生理障害が発根を促進させたと見る事が出来るでしょう。
実はもっと前から準備していて、たまたま時宜が一致したという可能性も十分考えられますが。
この記事を書きながらふと思ったのですが、もしかしてカリフラワーが大山津見たちのような異常発育を起こすためにはこのような生理障害が一度発生する必要があるのかもしれません。
そうして全体でひと纏まりの生長を続けようという状況を綻ばせ、発育が進んで行く異常な部位と生長が止まって萎れていく正常な部位とをはっきり区別させる事で、株全体の生長が進んで行くようになるのだと考える事が出来ます。
これは単なる思い付きにすぎませんが、今度機会があればこの思い付きが正しいか否かを試してみようと思います。
数日水に挿したカリフラワーを、乾燥しないように塗らしたティッシュとラップで包んで冷蔵庫へ。一日置いたら再び水に挿す。
この方法でこのライシーカリフラワーの状況を再現できるので、この実験をやってみたいと思います。
といっても、この実験の為だけにカリフラワーを買うのもアレなので、今年中にその機会が訪れるかは分かりませんが。
ついでに、ブロッコリー。
特に変化はありません。以上。
といったところで今回はこの辺で。