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【趣味の再生園芸】根が生えてから、加速度的に変化し続けています。

2014/02/21 21:20 投稿

  • タグ:
  • 再生栽培
  • 園芸
  • ロマネスコ
根が生え始めてからおよそ一週間、ロマネスコたちは急速に変化し始めました。
おそらく根から出される植物ホルモンサイトカイニン?)によって株全体の生長が促されているためでしょう。
元々根が出る前、育て直し始めた頃から、元々持っていた葉がハリを手に入れてピンと立ったり、時間経過とともに大きくなったりといった変化は見られたのですが、根が出て以降の変化はそうしたマイナーチェンジとは比べ物にならないぐらい大きなものです。


この写真のど真ん中、花蕾の茎部分が見えるようになっています。
これだけだとだからどうした、という感じもしますが、続いてもう一枚


別の株ですが、小花蕾が一本、明らかに他から外れて大きく伸びています。

根の生長からこっち、こうした一部の花蕾の伸長生長が多数見られます。
一枚目の写真は近い箇所で複数が同様に生長したために隙間が空いていたのです。

一見すると枝として、体を大きくするための生長しているかのようにも思えますが、実態は花の準備をしているところです。
カリフラワーの仲間は知っての通り花蕾、蕾の基が密着状態で密集しているため、その場で花を作るとぶつかり合って互いに潰しあってしまいます。
そのため花の準備を始める前段階として茎部分、花柄(かへい)を伸ばして他の小花蕾から距離をとるようになります
あと、普通の植物のようにより高い位置で花をつけようとするため、ある程度離れると今度は上に向かって伸び始めるようになります。

ちなみに全部の小花蕾が同じように大きくなるわけではなく、選別の条件は不明ですが、一株につき数本だけがこうして縦に伸びます
残りは縦には伸びずに細胞分裂を繰り返してやや肥大化したり、他の花蕾のために萎れて小さくなって空間を空けたり
その時が来たらまた写真つきで紹介しようと思います。


ついでにこちら。
二枚目の写真にもありましたが、花柄から葉が生えています。
これはさし葉というもので、花蕾が付け根辺りに作るおまけの葉っぱ。ブロッコリーやカリフラワーでも買ってきてからしばらく放置すると生えてくるものです。
何で生えてくるのかとか、どういう役割があるのかとか、実はよく分かっていないのですが、これが今後非常に大事な存在になります
今のこの小さな姿がどうなっていくのか、数ヵ月後をお楽しみに。


また生長が加速した事で新たに分かった事もあります。


こちら、買ってから持ち帰るまでに先端を潰してしまった花蕾。
先端を失った花蕾は頂芽優勢が崩れて先端に最も近い部位が次の先端として機能します
ですが、この機能は条件によって様々な発露の形があるようです。
上の写真は頂点とその周囲の細胞粒がどれも先端を欠いてしまった場合
横から見ると

こんな感じになだらかな曲線を描いています。
また先端付近の、まだ小花蕾にすらなっていなかった細胞粒は、生長とともに新たな細胞を作りましたが、ロマネスコの特徴である螺旋構造はとらず同心円に娘細胞を並べています。
またそのせいで全体の螺旋構造も不透明になり、見た目には盛り上がったカリフラワーのような印象を受けます。


続いてこちら。
頂点部分だけが潰れた場合
こちらも頂芽優勢が崩れて、小花蕾が各々勝手に肥大生長を始めました
そのせいで元から密着状態なのに、さらに無い隙間を詰めてギッチギチに押しくら饅頭状態。
そしてこれを横から見ると

先端の小花蕾未満の細胞粒部分だけが周りから浮き上がっています
元々は上から順々に大きくなっていたものが、側芽として独自に生長できる小花蕾と頂端分裂組織の影響を受けながら組織的に生長する細胞粒とでは生長速度に大きな差異があるために、このようになってしまった、のではないかと思います。
あと、割とどうでもいいですが、ちょっとお釈迦様の螺髪のようにも見えます
…見えないか。

ちなみに先端が潰れていない花蕾はこんな感じ。


螺旋構造が美しく並び、先端から最下部まで大きさが順序良く変化しています
ちなみに横から見るとこう。

先端が綺麗に尖り、形にムラがありません
まさしくロマネスコ。世界一美しい野菜
素晴らしいの一言です。

でも一ヶ月もするとこの姿は跡形も無くなってしまうのですが。
それはまたその時にでも。

長くなりましたが、今回はこの辺で。
ではでは。

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