兼業農家おじさんの日記

農業支出を減らそう

2016/02/29 00:18 投稿

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前回の記事がなんだか凄いことになりました。どこで紹介されたのかわかりませんが・・・




ありがとナス!

前回は儲かる作物を紹介しましたが、儲かると言う事は=高く売れるだけではありませんね。支出を抑えて、ロスを減らして、できれば労働時間も減らしていきたいところです。


アスパラガスを例にしてみましょう。

まず肥料ですが、教科書によりますと1㎡あたり化成肥料が200g、鶏糞が800g、完熟堆肥を3kg入れましょうと書いてあります。マジかよ・・・(地域によって全然違いますのでご注意を)
一反で計算しますと、約1000倍になるのですが、畝とかも入れて500倍で計算してみましょう。

化成肥料が100kg、鶏糞が400kg、完熟堆肥1500kg・・・(植え付け前にはもっと必要です)

堆肥だけで5万、鶏糞5~7万、化成肥料が9~21万・・・
まぁ毎年26万くらいですね。あ、農協のものや専用なんて書いてあるともっと高いと思います。

うちは反収約2トンくらいですので、農協に出すと140万程度。約20%が肥料代として消えるわけですね。

支柱やマルチ資材など、苗代、UVフィルムに農薬に・・・


金が足りんわっ・・・
普通に使うと一万くらいする農薬がもりもり無くなっていきます。

その点うちのアスパラは無農薬、堆肥も自前でございますので0円でございます。
堆肥は杉灰、炭、コーヒー殻、籾殻、わら、腐葉土(裏山の広葉樹)を使用。また畝間の下に廃菌床。
支柱も竹や枝打ちした細木を使用、マルチ代わりに籾殻とわら。

農協やホームセンターに買いに行く代わりに、付近のキノコ農家や森林組合、精米所に受け取りにいきます。基本的に無料です。
軽トラのガソリン代意外殆ど掛からないでアスパラが毎年できるわけですね。もちろんリスクが無いわけではないですが。

続けて行くうちに、うちの畑は害虫も殆ど出なくなりました。あくまで予想の範疇でのお話となりますが、養分がありすぎる+鶏糞などのメタンが発生するものが多いところは害虫が多いと感じています。虫が集るような状態を作らないこと、風通しをよくする事で最低限の防除ができるのではないでしょうか。

人によってやり方がたくさんありますし、農協など決まった集荷場では教科書どおりにやりなさいと言われることも多いですし、廃菌床なんて回りにねぇよ!って場所の方が多いと思います。
でも、農業をする上で、人に言われたままやるのはもったいないですよ。必要な部分は取り入れた上で良くして行く、要らない部分は切り捨てる覚悟が必要です。さらに、自分オリジナルの作り方を高く評価してくれるバイヤーを見つけることが肝心ですね。

現代の農業には肥料・農薬は切っても切れないものではありますが、自分もそのレールに乗る必要はないわけです。
一本100円の支柱なんて買う必要はないのですよ。

無農薬など安心・安全のための取り組み以前に、それが本当に必要なのか、農薬を使うメリット分を回収できるのか、そこが個人農家のこれからの課題ではないかと思います。

それが出来ないと・・・



野菜作るマシーンにならない農業をやろう!
みなさんのこういう取り組みどうよ、こんなことやってんだけどって話を聞かせてください。

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