いつか花咲く頃に。【~千紫万紅~】

【セツノベル】第0話 プロローグ

2014/10/25 21:00 投稿

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こんばんわ、ユーラです。

(素材提供 891K子 様)

また日が空いてしまいましたね。
7月も中旬に差し掛かろうとしています。

実は今、色々なことが構想として出来上がりつつあって、それを今度は
文章化したりイメージを作ってます。

まずそれが無いと、理想も何も無いと思って、口伝だけだと抜け落ちて
しまうので創案にまとめています。

意外とこれが結構骨だと感じてます(笑

言うのは簡単。理想を語るのは簡単。それを形にするのは難しい。
でも理想を形にする前に、踏まなきゃいけないステップがあった。

作曲をするなら、僕がイメージした頭の中のメロディをいくら言葉や鼻歌で
伝えようとも、それは形として創られない。

頭の中のメロディを、採譜して、音符にして初めて奏者さんが「楽曲」として
形にしてくれる。


イラストを描くなら、いくらこういうイメージで、といってもテレパシーでも
なければ同じ情景を相手に伝えることは出来ない。

まずはラフを書き起こして、全体の雰囲気と、世界観の枠組みを作れて
初めて、そのイメージが彩りに溢れて鮮明になる。


文章化することは、それに近い作業かもしれないね。


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ではでは、今日はいよいよセツノベルについて話していきます。

セツノベルって何…? 

というのがまず、ファーストインプレッションだと思います。
最初に言葉の分解から始めていきましょう。

セツノベルというのは、切ないノベルのこと。転じてセツノベル

切ないという要素は、色々なお話に散見できますが、一要素であって
ジャンルとして確立されているわけではないですよね。

そうです、僕は新しいジャンルを作りたいと思っています。

その先駆けとして、切ないノベル→「セツノベル」を提唱しようと思います。
提唱って言葉を使うと何かと誤解を招きそうですが…(笑

こんな感じで、今回は第0話なので、セツノベルってどんなもの? って
いうのを、重点的に話していきたいと思います。


まず、切ないっていう感情は、どんなものでしょうか?

多くは恋愛要素に絡めている作品が顕著かと思います。
もちろんそれも、王道としてあってしかるべきです。

ただ、要素としてではなく「ジャンル」として確立させるためには
色んな「せつなさを表現しないといけないと思うんですね。

僕が思う切なさと、あなたが思う切なさは、繋がる部分はあると思いますが
定義として一致するかは難しいと思います。

でもあえて、セツノベルが追究する「切なさ」というものの定義は明らかに
提示しない
ことにしています。


先に言ったように、色々な形の「切なさがあるべきだと思うからです。

王道の恋愛小説にあるような切なさを表現するのも良いでしょう。
それをもっとミクロな視点で考えていくと、女性が感じる切なさと、男性が
感じる切なさ
は、似ているようで違うもののような気がします。

年齢によっても、感じる切なさも変わってくるでしょう。
歳を重ねて50台くらいの人が感じた切ない気持ちと、まだ20台の人が
感じる切ない気持ちを比べると、それはまた違った趣がありますよね。

そういった個人の視点で切なさを追究する作品
もしくは、2者間、3者間といった人間関係が織り成すそれぞれの視点で
表現された切なさを追及するのも一興です。


また、ストーリーの展開に切なさを表現するのもアリだと思います。

例えば……というと、ストーリーラインのテンプレが出来てしまうので
ここではあえて、あやふやままにしておきますけど、単語で言い換えるなら。

決別であったり、葛藤であったり、決意であったり、離別であったり。

決別と離別は似ているようですが、表現の方向性が変わってきますよね。
転じて、愛別離苦という四字熟語も意識してみるのもどうでしょうか。

時にはシナリオを細工して、誰もが望むであろう展開に、少しのメスを入れて
その亀裂がやがて、物語の根幹を揺るがすような悲劇に展開したり。

ちなみにこれはバタフライ効果っていうんですけど、使いやすい一手かなと
思います。
これは垣根を越えて色々なシナリオの土台を支えていたりします。

物語風に言い換えるなら、今この瞬間、僕がこの話をしたことで、まさか
あんなことになるなんて……誰も知る由は無かった、的な(笑

もちろん、この結末はハッピーにつなげてもいいですし、バッドにつなげても
良いです。要は、作者が置いた伏線というよりも、意図せずして主人公が
投じた布石とも言い換えられると思います。



あるいは、描写の中で切なさを表現してみるのはどうでしょうか。
文章表現において、描写は何よりも大切なもの。心理描写は特に切なさを
強調出来ると思います。

以前、プロの人とか、作品の批評をする人の言葉で描写がクドいという
評価をする人を見かけました。というか、そういう評論を読みました。

これって、受け手に依存するんであまり参考にはならないんですが、繰り返し
言われることに煩わしさを覚える人は、くどいという印象は早い段階で感じると
思います。

ただ描写って、言い換えるなら人の表情のように色々な側面があるはずです。
もちろん伝えたい本心、その核心的な切なさは同じだけれども、角度が違ったり
距離が違ったり、色が変わってたり、少しキズが付いてたりと様々な側面から
「切なさ」を照らしている
と思うんです。

とはいえ、限度というのはやっぱりあって。
それでもギリギリまで引っ張った描写はすごく濃くて深い、味わい深いものに
なってると僕は印象にあります。

そもそも昨今、映像媒体に展開するのを見越している?というか、そこまで
濃く、くどいくらい長い描写がある作品ってほとんど無い気がします。
綺麗にまとめて、描写はスマートに。みたいな風潮がどこかに感じられます。

まだまだ深彫りできるなぁって思うこともしばしば。あくまで、僕はね。

すごいこと言うようですけど、作家は一度自分の心を壊してみると良いですよ。
壊さないように綺麗に包装して、懐で温めているうちは何も見えてこないです。

そのまま文章で心を表現しようとしても、それは上から絵の具でコーティング
しているようなもの。
中に詰まっているものをどんどん見えなくして、ただ鮮やかな装飾された心
を、外から眺めているだけなんです。

それは壊してみなきゃわからない。その中に詰まっているものを見なきゃ。

直接的な表現は避けますが、その中のものが誰かの顔に泥を塗ったり、誰かの
身体に一生消えない傷をつけたり、どうしようもないくらいドス黒い何かが
あることを知るわけです。
だから、それを外に出しちゃいけないとふたを閉じることを覚える。

だから、相手の器を大切に出来るのだと思います。

大事なのは、心の器は自分の両手で抱えられるだけの大きさしかないってことです。
大きく見せることは出来ないし、小さく見せる必要も無い。

それが、自分を知るということだと、思います。


…ちょっと逸れましたね。

また心理描写だけじゃない、風景描写とかでも物悲しさや、それに心の鏡を
投影させた切なさも表現出来るのではないでしょうか。

そんな、描写ひとつとっても深堀することが大切で、ほどほどに、スマートに
みたいな描写は勿体無いと思ってます。



あと、ノベルですね、文章媒体であることが前提です。
逆に絵や音楽は、一要素になると考えてもらえるといいかなと思います。

文章で勝負しましょう、文章で。必要最低限の描写なんてつまらないです。

だからセツノベルというジャンルは、映像媒体やボイスドラマとは差別化
されます。

本、サウンドノベルというのが主ですが、文章に依存するものであれば
セツノベルと謳っても良いかなと思ってます。

例えば、詩であったり、短歌でもアリだと思います。
ノベルというのが物語というイメージを残していますので、ストーリー性は
重要だと思います。その短い文章の中でもストーリーは作れますからね。

物語性という意味では、もう少し文章が多くなると思うのでSSとか、短編とか
になるかなと思います。

ともあれ、ノベルなので小説というイメージで問題ないです。


例えば、サウンドノベルというのはチュンソフトさんの登録商標ですが、
それが派生して、ビジュアルノベル、フリーノベル、という呼び名を聞きます。

それにもう一つセツノベルも参戦させようじゃないか、という発想です(笑

切ないノベル、その切なさを色々な側面から追究していくノベル媒体。


まだまだ「ジャンル」としては確立しきれていない新芽です。

これからもっと、僕が思うセツノベルについて語っていこうと思いますので、
ご意見・ご感想などありましたらぜひぜひお寄せ下さい。

まずは名前の議論からでもいいです(笑)

「セツノベル」じゃなくて「切ノベル」では駄目なのかとか。
セツナノベル」だと語呂は悪いのか、とか。

僕の中ではセツにも意味を持たせているので、これに落ち着いたっていうのも
あるんですけど、何かセツノベルについて思ふことがありましたらコメント
メッセージなど送ってくださいね。

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。


次回は、もうすでに完全に新しいものというのが作り得ないというか、
難しいという話をしようかなと思います。
その中で「セツノベル」を打ち出す意味とか。

もちろん、僕の思う「セツノベル」に絡めてね。

ではでは、お疲れ様でした!


ユーラ。

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