いつか花咲く頃に。【~千紫万紅~】

うそつき村の嘘つきさん。

2014/05/24 21:00 投稿

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こんばんわ、ユーラです。

(素材提供 汲々 様)

3月になりましたので、仮レポートの方は一度クローズさせて頂きます。

テスターさんのご参加、そして色々なフィードバックありがとうございました!

簡潔明瞭に、ズバッズバッとご指摘下さった方。
的を射たご意見で「なるほど!」と思わせて下さった方。
細かい所まで目を通してくださって長文で感想・ご意見を下さった方。

などなど……。

とても嬉しい反応を頂けました。
その中で、これはと思うものを抜粋させて頂いて、ざっと12項目修正案が
出ました。

頂いたフィードバックを元に、修正をしていきますね。


あと、デンキノベルさんで開催予定のユーザー企画ですが、そのテーマや
企画案などは随時募集中です。

例えば……。

・ 5000字制限の短編小説コンテスト
・ テーマ発表から制作期間3日、スピード制作コンテスト
・ 斬新なアイデア勝負! デンキノベラーコンテスト

などなど……。

字数制限しばりや、制作期間しばりなどは拡張性があるのでテーマごとに
使い分けが出来るかなーと思います。

こんなテーマで企画あったら面白いかも?って思うものがあったら、
フォームからどしどし送ってくださいー。

改めまして、テスターさんの皆さん。フィードバックを下さった皆さん。
ご協力ありがとうございました!


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さてさて、今日はうそつき村のうそつきさんのお話です。

これはペーパーテストとかで「うそつき問題」って聞いたことがありますか?


本来は何かの試験とかで出てくるみたいですが、僕は「うみねこのく頃に」で
知ったクチです(笑

文系脳の自分としては、胸が熱くなる問題でした。

これって、何問か解いていくと分かってくると思うのですが「うそつき」問題
なので、うそつきさんと正直者さんがいるわけですよね。

ただ、僕は先入観として「うそつき問題」と名を冠しているだけに、うそつきさんを
探すというか、うそつきさんに重きを置いた問題だと思う人もいると思うんですね。

まぁ、どちらが分かりやすいかは人によって違うと思うのですが、僕は正直者を
メインに考えた方が解きやすかったですね。


この問題は、難しく言えば言葉の意味合いを倫理的に分析していきます。

与えられた条件を念頭において、共通項と矛盾を探す、そんな作業ですね。

ステップ1は簡単で、証言は一言です。

Aさん 「私が犯人です」
Bさん 「Aはうそをついています」
Cさん 「Bが犯人です」


(↑は適当ですw)

この情報に、「一人は正直者で他の人はうそつきです」とかっていう条件が
提示されるわけですね。

ただ、一気に全部を見ていくのは大変なので一つずつ仮定して、推理
していくのです。

その仮定の仕方が○○が正直者であるなら…という見方です。

Aが正直者であると仮定したとき、Bの発言は矛盾しているか。Cの発言は
倫理に適っているか、って感じです。

一つずつ解析していけば、条件に当てはまる解が見つかると思います。


では、文章では分かり辛いと思うので一つ例題を抜粋してみますね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

問Ω 3人がそれぞれ、山、川、海へ行いきました。
   誰がどこに言ったのか聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

Aさん 「山に行ったのはBで、海に行ったのはCだ」
Bさん 「川に行ったのはCで、海に行ったのはAだ」
Cさん 「川に行ったのはBで、海に行ったのはAだ」

   3人のうち全て本当のことを言っているのは一人で、半分本当、
   半分うそなのが一人、全てうそを言っているのが一人であることが
   分かっているとき、妥当な答えはどれか。

 ① Aが山にいって、Bが海へ行った
 ② Aが川にいって、Bが海へ行った
 ③ Aが海にいって、Cが山へ行った
 ④ Bが川にいって、Cが海へ行った
 ⑤ Bが山にいって、Cが川へ行った


(引用 数の手習い長 様)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてー。解いていきましょー。
解き方として、表に書き出すと分かりやすいそうですが、僕はバーっと
頭の中の道筋をタイピングしていきます。

まず注目すべきは、今回は3パターンの人がいること。

 1、両方、本当の人。   ○ー○
 2、半分本当、半分嘘の人。○ー×or×ー○
 3、両方、嘘の人。    ×ー×

次に仮定をする場合、僕は正直者をメインに考えます。

つまり、「○○が両方本当だった場合」に「○○の発言は条件と矛盾するか

最初にAが両方本当だった場合。A=○ー○

 A=川 B=山 C=海 になりますよね。

この時、Bさんの発言を見ると「山がB」「海がC」になる。×ー×
では次にCさんの発言を見ると「川がC]「海がA」になる。×ー×

2パターンの人しかいないので、条件と相違。したがって、この仮定は誤り。


次にBが両方本当だった場合。B=○ー○

 A=海 B=山 C=川 になります。

この時、Aさんの発言「山がB」「海がA」になる。○ー×
続いて、Cさんの発言「川がB」「海がC」になる。×ー○

こちらも2パターンしかいないので、この仮定は誤り。


最後に、Cが両方本当だった場合。C=○ー○

 A=海 B=川 C=山

この時、Aさんの発言は「山がB」「海がC」×ー×
続いて、Cさんの発言は「川がC」「海がA」×ー○

3パターンの人がいますね。発言に矛盾が無いこの仮定が証明されました。
Aさんは両方嘘をついている。Bさんは半分嘘で半分本当。Cさんが正直者。

したがって、正解は③のAが海にいって、Cが山へ行った。になります。


ご理解頂けたでしょうか?



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さて、今回はうそつきさんの話をした上で、これが何に応用できるかを
考えてみたいと思います。

広義の意味では、普段の会話でも受け取り方で大きく解釈が変わるのと
同じように、言葉の語尾、対偶論法(~であるなら、~である)は、
注意して言葉を選びたいですよね。

分かりやすくいえば、色々な会話のシーンで応用出来るわけです。

小説で例えるなら、ミスリード・ミスディレクションを会話で作ることも
出来るんですね。

読み手は物語の展開を追うなかで、必ず会話に耳を傾けます。

その話の流れの中で印象操作を行った場合、勘違いを引き起こすって
ことです。

抽象的な話をしていたら、あえて主語やキーワードを伏せて話す場合があります。

そうすると、「○○って言ってたから、多分このことだろう…」という風に
解釈するんですね。もちろん、それまでに十分に誤解させるような準備が
必要なんですけど、きっと物語を読むのが好きな人は頭の中で展開を先読み
してると思うんです。

特にミステリや推理モノでは、それが顕著です。

トリックやギミックの秀逸さが目立って、こちらはあまり意識されませんが
言葉巧み」という言葉があるように、会話シーンの印象を誤認させられてる
ことも、無きにしもあらず……。

逆に言えば、物書きさんはこの話の展開なら、きっとこういう印象を受けるから
ここで一つ布石を打っておこう、ということが出来るわけです。

前に書いた、「裏で何かが動いている」というのを意識させないために使える
テクニックかなと思います。


とはいえ、テクニックでがちがちに固めようとは思わなくて良いと思いますよ。

さりげなく添えるのが華。

これを使おうとして会話が破綻していたら、本末転倒ですからね(苦笑
自然な会話のようで、その実は……みたいなのが丁度良い塩梅かなと思います。

難しいですけどね……。

対偶論法も面白いので、会話の幅を広げるためにちょっと意識してみては
いかがでしょうか?


僕も物語の会話シーンをちょっと見直してみようと思います。


ではでは、今日はうそつきさんのお話から、文章表現につなげて見ました。


感想などなどお待ちしています。


ユーラ。

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