キャプチャボードを介してるため、0.3秒~1秒の遅延が発生してしまい、ゲームに
ならなくなりますw
音ゲーがただの目押しゲーになってしまい、タイミング調整を行ってもカバーしきれない
事になります。
私は配信をたまにしているのですが、そのときにどうやっているのか聞かれることが
時々あるので、ここに書いておきたいと思います。
実は「iPhoneアプリ(音ゲー)を遅延なしで配信する構成」というタイトルで
ke-sanβさんが2015年にブロマガ投稿されており、とてもわかりやすく解説されて
いるのですが、「イヤホン端子のあるiPhone」を前提として記載されているので、
それの補足といったところです。
PC周りはke-sanβさんの構成で問題ありませんが、配線方法が変わります。
また、オーディオインターフェースからLoopBackさせて音声をOBS等に乗せる構成です。
なお、ここで記載させて頂く環境は、あくまでも ゆうげ がやっている事なので
出来ない事もあるかもしれません。
その部分は自己責任でお願いいたします。
必要な物
① オーディオインターフェース
LoopBack機能を有したもの。
私は Roland UA-4FX2 を使用しています。
② HDMIキャプチャボード
内蔵でも、USB接続でもかまわないと思います。
私は DC-HC4FSPEC という怪しい内蔵のボードを使っています。
③ コンデンサーマイク
ダイナミックマイクでもいいかもですが、ゲーム中にマイクに向き合っていないため、
音を広く拾ってくれるマイクが望ましいです。
私は ダイナミックなのにファンタム電源が必要な Blue encore200 を使っています。
④ Lightning-Digital AVアダプタ
Lightning端子からHDMI出力をするためのアダプタです。
純正以外も売ってますが、iOSのバージョンが上がると使えなくなったりするので、
純正品をおすすめします。
⑤ HDMIケーブル
今回の構成を作る場合は3本必要です。
⑥ Lightning充電ケーブル
HDMI出力をするiPhoneに電源を供給するために必要です。
⑦ HDMI分配器(入力1出力2)
iPhoneから来た映像と音声を2系統に分配します。
1系統はPCのキャプチャボードに、もう1系統は⑧で説明するスプリッタに入れます。
amazonだと2000円前後で手に入ります。
⑧ HDMIオーディオスプリッター
HDMIで伝送されてきた映像と音声を、映像と音声に分離します。
ここで分離された映像は使いません。
音声は遅延がないので、この音声を聞きながらゲームをします。
amazonだと2000円前後で手に入ります。
⑨ ヘッドホン
今回の構成を作る場合は2つ必要です。
1つは⑧で聞く、遅延のないゲーム音声用、
もう1つはオーディオI/Fに繋ぐ配信モニタリング用です。
⑩ 電源供給用USB端子
iPhoneへの供給、分配器への供給、スプリッターへの供給の3つです。
以下はiPhone周りの配線図です。
分配器やスプリッターの説明書には「HDMIから電源を取るので別途電源は必要なし」
と記載されていることが多いですが、安定化を図る上で接続したほうがいいでしょう。
ke-sanβさんのところと違うのは、iPhoneの生音声をスプリッターから取っていることと
キャプチャーボードに入れたHDMI映像+音声をそのまま配信に使っていることです。
今回はiOS端末を取り上げて説明しましたが、switchやPS4などでもこの配線は使えます。
ストレスなくゲームが出来るようになります。
やってみて分からなくなった方がいましたら、twitterやコメント等で聞いて下さい。
分かる範囲内でお答えします。
◆Twitter
https://twitter.com/yu_u_ge
ではまたの機会に。ノシ
私はSEを消して自分のタップ音でプレイするタイプなので結構目立つんですよねえ