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感想:「30cmさきにいた君①〜③」

2018/01/05 22:48 投稿

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前置きの前置き
夢を追いかけて努力してる人って美しい。努力しているって言うか、夢中になって努力を努力とも思わない感じ。
夢じゃなくても、何か好きなものだったり、または好きな人だったり。追いかけてる対象はなんでもいいんだけど、そうやって、何か大好きなものを追いかけている人が好き。


けれど、そうやって何かを追いかけてる人は基本的に孤独になってしまうと思ってる。何故なら「好き」って感情は、誰にでも理解されるものではないからだ。
そんなものに夢中になって、バカじゃないのと言われたりすることもある。
他人には理解されないけど自分の大切なものを選ぶのには勇気がいる。それでも、どんなに周りに理解されなくても自分を貫く人が好きだ。


かくいう自分も自分の周りで流行ってるモノには目もくれず、自分の興味関心があるものに自分一人で突っ走りまくる性格。
きっとそんな自分を肯定したいと言う気持ちもあって、そう言う「一人で旅立っちゃう女の子」ってついつい応援しちゃうのかもしれない。


だから置いていかれる方の気持ちなんか全然考えてなかったかもなぁ、と言うことについ最近になってようやく気づいてしまった。

原因はわかっていて、工藤遥と言うアイドルの卒業を見送った佐藤優樹と言う同僚アイドルのブログのせいだ。

https://ameblo.jp/morningmusume-10ki/theme-10059753314.html

二人は同期で同い年。

俗にまーどぅーと呼ばれオタクには仲良しコンビとして扱われ続けた。

それがまさかこんな結末を迎えるなんて。

自分は主に優樹ちゃんに感情移入してしまってダメだった。

大好きでずっと一緒にいてくれると思った女の子が先に夢を見つけて卒業を決めてしまった。一緒に卒業しようって約束してたのに置いてかれてしまった。自分がその子のことを好きな分相手も自分のことを好きでいてくれると思っていたのに、そうじゃなかったのかもしれない。あんなに毎日一緒にいて家族みたいに過ごしていたのに、その子は知らない間に自分だけの秘密を自分の胸の中だけに大きく大きく育てていたのだ。そして、自分を置いて一人旅立っていった。自分はそれを止めることができなかったし、そんな権利もなかった。

一言で言うと……めっちゃつらい……

今リンクを貼る度に久しぶりにこの記事見たけど、何回読んでも心臓止まりそうになった。

このブログを読んだ時、メチャクチャ身に覚えがありまくる感情を思い出しすぎて私は死んだ。

相方(漫才の相方ではなく、バンギャ業界にそう言った風習がある。特に仲良い子を相方と呼ぶ風習)だって言ってくれたのに重すぎた私にビビり彼氏(FtoMだったけど)を作りもう関わるなと言って去った元相方のことや、あまりにも大好きすぎて全てを真似してた同人作家さんに彼氏ができて号泣したあの日のことを思い出して死んだ。
(他にも余罪がたくさんあるんだけど長くなるので省略)


これが年末の話で、滅茶苦茶ダメージを受けながら年を超したら、年明けにうぴぴさんの「30センチさきにいた君」シリーズ完結編を読んで、まーどぅーと敬介&真を重ねて読んでしまい、もう本当に傷口に塩を塗り込まれたような気分になった。(褒め言葉です)この世界でそんな読み方をするのは世界で私一人だと思うし、いきなりリアルアイドルと重ねられても困るかもしれない。でも私的にこれは「あっこれこないだまーどぅーで予習したやつだ!」って思ったし、それを踏まえて読むとすごい解りやすくなったって感じだった。


うん、前置きが長いですね。とにかく始めます。

溢れる感情、抑えちゃならんのさ!(涙ッチ。/モーニング娘。/https://www.youtube.com/watch?v=YVpQKmoEPEA 公式のMVないのでこれで……)

前置き

うぴぴさんの「30cm先にいた君」シリーズが役1年半かけて完結しました。本当に素晴らしかった。読んだ直後の感想としては、これは最初から読み直して感想をちゃんと書かないとダメだ…ってやつでした。なので書きます!
言っておくけど思考整理を兼ねているので、新年早々メチャクチャ長いしとりとめないです……。

出会い

まず私がこのシリーズと出会ったのは本当に偶然でした。私はふだんあんまり能動的に同人誌をチェックしないタチ。アイマス(特に菊地真)に関してはなにかと偏食なのと、元々紙の本に拘りがないタイプだったので本を買うと言うこともあまりなかったからです。コミケもお知り合いに挨拶行ったり雰囲気を楽しんだりのがメインでした。
そんな中でたまたま目が吸い込まれたのが「30cmさきにいた君」一巻表紙の青目真さんだった。そういう「偶然の出会い」があるのって即売会の醍醐味だなあとつくづく思います。

このご時世に青目の真さん……!?しかも敬介本……?何てマニアックな……これは買わねば、でも地雷だったらどうしよう~などと悩みながらも購入を決断。

あの時買っておいて本当に良かった、と自分の感性を褒めたいです。

本編概略
敬介というのは知る日ぞ知る、真さんの幼馴染だったモブキャラです。

真さんとはある時から疎遠になってしまっていたらしい。
そんな二人は真さんの仕事帰りにバッタリと出会ってしまう。そして二言三言話して別れる。

ここまでがコミュで描かれる描写。詳しくは本編コミュをどうぞ↓

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3791988

「兄弟みたいな関係だった」「中学くらいまでツーカーの仲だった」「今じゃすっかりミゾが」「中1のとき事件があった」「その時初めて自分が女の子なんだと強く意識した」
なんかもうこれだけでその当時の二人のきまずい気持ちとかついつい妄想してしまう美味しいコミュだと思います。

30cm先にいた君シリーズではその敬介と真さんのその先の話や昔の話が描かれることになります。

真さんは16歳時代から始まって編の中で月日が経つので、ゲームでは描かれたことのない16歳から17歳になる間の真さんが味わえるのも美味しいところです。


まず凄いのが、シリーズが進むにつれ薄い本の厚みが増しているところ。
全ページ合計100ページ以上ある。凄すぎます。
2巻からはあまり内容やページ数をチェックせず買うことを決めていたので、最終巻を受け取った際、なんか妙に分厚い気がする…!と驚きました。

それだけ気合いの入った作品になったことが何よりも嬉しいです。


以下1巻から順を追って感想を。

1巻

敬介に再会する~敬介と真さんの過去編


・久しぶりに会った真さんがアイドルになったこと、やりたいことを見つけて頑張ってること知り、置いていかれていることに気づく敬介の描写が好きです。

この頃まだまだやりたいことなんて見つからなくて悶々するよね。

ただでさえ焦る状況なのに、男の子が好きな(この時はハッキリ好きだと実感していなかったけど)女の子に置いていかれるっていうのは、相当のもんがあると思う

・ここでアイドル活動について語る真さんが本当に生き生きとしていて、私はこのページを読み返すたびに思わずモーニング娘。さんの「君さえいれば何も要らない/https://www.youtube.com/watch?v=Nwh3Kc-Nta0」を心の中で熱唱しまくってしまいます。なのでちょっと歌わせてください。

目をキラキラ~~~させて僕に語った君の将来図はァ~~~~!!
ただ聴いてる~~~だけで胸が熱くなり泣きそうになったァ~~!!ウォオ~!ウォオ~!ウォオ~!デーデデーッデーデデ!ry

失礼しました。いい加減続きを書きます。


・毎日一緒に帰ったり弁当食べたりと仲良くしていたところをクラスのみんなにからかわれてしまう敬介と真さん。中学生日記か~~!!青春すぎる~!

・でも揶揄われるってことは男っぽいとか言われつつもちゃんと女子として扱われてただなJC真ちゃん。やっぱりどんなに男の子っぽくても女の子だもんね……いつまでも男女関係なく一緒にいられはしない残酷さが好きです。

・そして二人はふつうの関係に戻るってことに。
「ふつうに戻ろう」ってことは今まで特別な関係だったってことなんだな、と読み返して思いました。

そうだよな、毎日一緒にいて気兼ねなく何でもないことを話して家族みたいだったよな…周りの目気にして距離取るのマジでつらすぎる!(声にならない叫び)

・周りからからかわれることがなかったら敬介と真はずっと仲良しのまま、もしくは付き合ったりなんかしちゃって、真さんはアイドルにならなかったのかもしれません。

・同時に話かけちゃう二人。お互い笑顔になるのにこの後話すのは別れ話(違う)でつらい。

・真さんは優しいからって言うのと自分も恥ずかしいからって言うので本当は嫌だけど敬介の提案に反対できないのかなと思うとつらい。

2巻

その後パート1。敬介と真さんが再会した後、また時々会って話したいとお互い提案する。

・再会した後、もやもやしまくる真さんと敬介。もやもやする真さんに声を掛けてくれるのが律子と伊織ってのが納得すぎます。この二人何かと便利キャラになりがちで正直すまんと思いつつも私もついつい頼ってしまうのでした。

・別れ話した時と同じで、二人して同じこと考えてるのがたまらない。

・どんなことがあっても真さんは女の子だよって思ってくれてるのがPだけなのはちょっとつらいと思ってる節があるので敬介がそう思っててくれてよかったです。まあそれでも真さんはPを選んじゃうんですけどね……

・そんなこと言ってくれるのは敬介だけだよって言う真さんに思わず「ここにいるぜぇ!!」(モーニング娘。/https://www.youtube.com/watch?v=ITrHWt6tldc)と叫んでしまいます。

・真さん敬介にあれこれ助けてもらってるけど意識してないのかと思うとマジ小悪魔。何も解ってない感がパない

・じゃあねなんて言わないでまたねって言ってくれる真さんマジ天使

3巻

その後パート2.

色々話してるうちに真さんがPのことを好きだと、そして自分も真さんのことが好きだと気づいてしまう敬介。

気まずくなって会えなくなる~ライブで真さんを見て思いを諦めるまで。


・敬介は真さんのことずっと昔から見てたから、真さんがPちゃんのこと好きなんだってすぐに気づいちゃうヤツーーーー!!

・ここもやっぱりPのこと話す真さんがすんげぇキラキラしてるんですよね。熱唱したいけど割愛。

・Pに嫉妬→自分の好意に気づいてしまうやつ。そしてどうしたらいいのか解らずに距離を取ってしまうやつ……。好きだと気づいてしまったらもう後戻りできないやつ~!この辺でGoodbye Happiness(宇多田ヒカル/https://www.youtube.com/watch?v=rUhhPZtYl7Y)が脳内に流れて来ます。何も知らずにはしゃいでいたあの頃には戻れないね……。
・このまま時間が止まればいいってそれ佐藤優樹ちゃんも言ってたやつ……。
・あーっこれは好きな女の子に好きな男こと相談されちゃうやつー!つらい~!
・そして暫く会わない間に髪の毛伸びてる真さん。夢と好きな男のせいでガンガン大人っぽく女らしくなってく女の子に置いていかれるやつー!

・真さんがPに呼ばれてるってことはPがここにいるってことで……あーっこれは好きな男と一緒にいる時の自分が見たことのない顔見ちゃうやつーー!

・真さん可愛くて性格も良すぎるからズルい……嫌いになりたくてもなれない……って思うの解りすぎる。

・失って初めて気づいてしまうんだよなあ……近くにあるときゃわからなくて遠く離れたら気が付く……(愛の軍団/モーニング娘。/https://www.youtube.com/watch?v=sqkgQUF5wfU)

あの時みんなの目を気にして「好き」を貫いていればこんなことにならなかったのに、それができなかった後悔がよぎる……。

・真さんはどうして敬介にライブ見にきてって言ったんでしょう?
誰にもそう言っちゃうような子だし他意はないのかも……と思うと残酷だし、
ただ単に尊敬してる敬介にライブを見てもらいたかったのかもしれない。

敬介が何か悩んでることは察知して元気出して欲しい、先に進んで欲しいと思って誘ったのかもって思うとマジ天使。
・アイドルとしての真さん鮮烈すぎる
思えばずっとジャージとか私服姿の真さんしか描かれてなかったので、アイドルとしての真さんは描かれてこなくて、
満を持して登場するスポットライトを浴びてる真さんを見た瞬間、

「うおお…すんげえ……アイドルだ……」と鮮烈に思いました。

めっちゃゾクゾクしてうおおーってなったし電流走りました。見慣れてる筈なのにね。
自分はPとしていつも側にいる(つもりだ)し、菊地真がアイドルであることが当たり前になってるけど、敬介にとってはそうでなかったんだなあ。

・思えば真さんは普通の女の子と言う世界から敬介たちを置き去りにして一人アイドルの世界に飛び込んで来たんだなって。

あの時30センチさきにいたのに、今は何百メートルも先にいる真さんを見て、あの頃には戻れないって痛感してしまう敬介マジつらい。この辺で「あータイトルそう言うことだったのか……」とようやく気付きました。(遅い)

・この日見た真さんは一生彼の心に残り続けるのかなと思うと菊地真業が深い。

でもそうやって人々の心に消えない爪痕を残してこそアイドルだと思っているので、菊地真は本当にアイドルなんだなーと思いました(作文)

・敬介は真さんに置いていかれたって思ってるかもしれないけど、真さんも真さんで普通の生活ができなくてみんなに置いて行かれてるような気持ちを味わってるのかもしれないなーと思うと本当はお互い様なんですけどね。
・最後に敬介が先に進めて本当に良かったです。
女の子にいつまでも負けてられないよな、男の子だし……。
失恋して強くなるのは女だけじゃないなって思えました。

彼が真さんに影響を与えられて変われたこと、自分の夢を決められたこと、
そうやって他人の人生を動かしてしまうのもアイドルの業ですよね。

いつかまた再会する日が来た時、敬介は大物になった真さんに自分で作ったケーキ食べてもらうのかな……。

もしくは俺Pと真さんの結婚式のウェディングケーキは敬介が作ったやつかもしれない。それはちょっと残酷すぎるかなw

・敬介ほんと羨ましい
自分はプロデュース後も真さんと結婚してずっと一緒にいる気満々だし、真さんを多少置いて歩くことはあっても、置いてかれることはないのかなーと思うと、ちょっとだけ抜きつ抜かれつ対等な立場の敬介が羨ましくなります。まあ、向こう的にはリードできる立場が羨ましいんでしょうけどね。

Pは年上だしPと言う立場的にも常に先を歩いてる大人としての存在じゃなきゃいけないし、基本的にはリードしてなきゃと言うか。もちろん、アイドルに負けてらんねえ!って頑張る部分もあると思うんですけどね。

・真さんって俺にとってはいつまでも後ろをちょこちょこ歩いたり隣を歩いたりしてくれる相手だけど、他の誰かにとってはどんどん先行っちゃう子なんだなとつくづく。

得に真さんはやると決めたらやる子だと思ってるので、ナムコの中でも卒業早い方かもなあなどと思います。

・普通の世界を卒業してアイドルになって、また別の夢を見つけて別の世界に旅立っていく。

そうやってまだ見ぬ世界へ自信持って夢を持って飛び立ってく姿って、本当に頼もしくて好きだし、自分はその背中をいつまでも押してやれるもんだと思って安心してるんだけど、ちょっと都合が良すぎる話なのかもしれない……。

いや……Pとして菊地真に置いて行かれるとかマジで無理すぎて想像できない……。だからこうやってたまにモブ視点で真さんに置いていかれる話があるといいなあ、と思います。

色々ぐだぐだと思ったことや考えたことを書き連ねたけど、一人のアイドルとして、女の子として、Pと二人三脚で先へ先へと進む真さん、そしてそれに影響受けて成長する敬介の姿が見れて本当に嬉しかったです。真さんのアイドル力高くて本当に尊かった。

また現実で色々なことあったらこのお話の見方も変わると思うから定期的に読み返したい。

素敵な本に出合えた奇跡に感謝しつつ、いい加減終わりにしたいと思います。

うぴぴさん、本当にお疲れ様でした!

もし真さんでまた別の作品を書かれるおつもりでしたら、私はまたほぼそのためだけにコミケやイベントに行くことなるかもしれませんね……w



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