昨晩こんな記事を見つけていろいろ考えさせられたのですが、一日経って結構な話題になっているようですので紹介します。
『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果
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(※記事URL:https://liginc.co.jp/429028)
記事の内容としては、
「私の動画、もしかして”白黒映画ハラスメント”になってないか?」ってこと。
上の記事は『ドラゴンボール』についての話でしたが、「○○を知らないのはありえない!」といったこの手の話題は古今東西いろんなところにありふれています。映画もまた然り。
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※映画ネタ漫画『木根さんの1人でキネマ』7本目より。後輩から”ジブリ映画ハラスメント(?)”を受ける木根さん
(この回は公式無料公開されてます → URL:http://seiga.nicovideo.jp/comic/15914)
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※同じく映画オタクの日常系漫画『怒りのロードショー』第六話より。映画オタクの反面教師キャラ・村山くん
(この回も公式無料公開されてます → URL:http://comicmcclane.web.fc2.com/roadshow/)
自分の経験を思い返してみると、映画の世界こそ、こういう”ハラスメント”が蔓延していると言ってもいいかもしれません。昔に比べれば少なくなっている気はしますが、"ヒッチコック映画ハラスメント"や"黒澤映画ハラスメント"は今でも現役でしょうし、『シン・ゴジラ』のヒット時には”初代ゴジラハラスメント”なんかが横行していたことでしょう。
【思い当たる映画鑑賞ハラスメント?的な言い回し】
・『○○○を観てないなんて人生損してる!』
・『×××を観てない奴に映画を語る資格はない!』
・『△△△の良さがわからない? ならお前の好きな映画を言ってみろ!』 etc.
現在でも新作シリーズが続く『ドラゴンボール』ですら古典作品として"ハラスメント案件"になってしまうのですから、半世紀以上も前に作られた白黒映画を勧めるというのは若い方から見れば「古い価値観でガラクタを押し付けてくる迷惑行為」でしかないのかもしれません。
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お決まりの冒頭。「興味を持ってもらいたい」というのは、受け手にとっては単なる「押し付け」なのでは・・・?
各動画の冒頭やプロフィールには「興味を持ってもらいたい」という言葉を記していますが、この動画は果たして「勧める」行為の範疇に収まっているのか。一線を越えて「押し付ける」行為になってしまってはいないか。動画を何作も作っているとそのへんの平衡感覚が失われていって無自覚になってしまいます。感覚狂うほどたくさん作ってはいないだろ、というツッコミはここでは無しの方向で苦笑
「白黒映画を知らないなんてありえない」と思って動画を作っているわけではありませんが、どこかで視聴者の方を不快な気持ちにさせているかもしれませんし、最新回では魔理沙が行き過ぎてしまって霊夢を苦しめる、というオチにしてしまいました。そして、土日に作り始めた第6回の茶番でも"なんやかんやあって霊夢に半ば強引に白黒映画を見せる"という展開にしてしまっています。正直、今の私は物凄く危ういことをしているのかもしれません。
私の動画が「押し付ける」ものにになってしまっていると感じた方がいらっしゃたら、動画のほうに積極的にコメントしていただけるとありがたいです。(既にアウトかもしれませんが)なるべく「勧める」動画でいられるよう努めてまいります。
↓↓以下、記事投稿後加筆(今後のネタバレあり)
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とりあえず作ってみた冒頭。茶番はいつも見返すのが凄く恥ずかしいです。というか、今回ばかりは作り直すべきかも。
次回は旧シリーズで紹介してない作品を取り上げる予定ですのでまだ何も書けていませんが、なんとか年内(出来れば来月)には投稿できればと思っています。毎回頭を悩ませる関連作品選びも、今回は15本くらい見直す程度であまり時間をかけずに固まりました。ただ、めぼしい資料を見つけることが出来なかったため、物凄く内容の薄い動画になると思います(元から濃いわけではないですし、薄くても30分前後の動画になってしまう気がしてなりませんが苦笑)。よろしくお願いいたします。
『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果
(※記事URL:https://liginc.co.jp/429028)
記事の内容としては、
・1992年生まれの筆者が、職場の先輩から”とあるハラスメント”を受けた
・それは「『ドラゴンボール』を読んだことがないなんてありえない!」というもの
・その先輩に反論するため(?)、筆者が全巻読破した結果、
「キャラの魅力はあるが、行き当たりばったりのストーリー」
「ツッコミどころだらけの弱い世界観、没入感がない」
「連載当時はネットもスマホもない時代で作品を選ぶ選択肢がなかったので
斬新な漫画と捉える読者が多かったのではないか」と分析
・批判的な意見だけでは終わらず、「今も受け継がれる設定や絵の描き方の元になった
作品を読めたのは良い経験だった」ときちんとフォローをして締めくくる(←ここ大事)
というもの。記事の内容については、SNS上などで(案の定ですが)賛否両論飛び交っているようですので今更ここで掘り下げるつもりはありません。私がここで本題にしたいのは、・それは「『ドラゴンボール』を読んだことがないなんてありえない!」というもの
・その先輩に反論するため(?)、筆者が全巻読破した結果、
「キャラの魅力はあるが、行き当たりばったりのストーリー」
「ツッコミどころだらけの弱い世界観、没入感がない」
「連載当時はネットもスマホもない時代で作品を選ぶ選択肢がなかったので
斬新な漫画と捉える読者が多かったのではないか」と分析
・批判的な意見だけでは終わらず、「今も受け継がれる設定や絵の描き方の元になった
作品を読めたのは良い経験だった」ときちんとフォローをして締めくくる(←ここ大事)
「私の動画、もしかして”白黒映画ハラスメント”になってないか?」ってこと。
上の記事は『ドラゴンボール』についての話でしたが、「○○を知らないのはありえない!」といったこの手の話題は古今東西いろんなところにありふれています。映画もまた然り。
※映画ネタ漫画『木根さんの1人でキネマ』7本目より。後輩から”ジブリ映画ハラスメント(?)”を受ける木根さん
(この回は公式無料公開されてます → URL:http://seiga.nicovideo.jp/comic/15914)
※同じく映画オタクの日常系漫画『怒りのロードショー』第六話より。映画オタクの反面教師キャラ・村山くん
(この回も公式無料公開されてます → URL:http://comicmcclane.web.fc2.com/roadshow/)
自分の経験を思い返してみると、映画の世界こそ、こういう”ハラスメント”が蔓延していると言ってもいいかもしれません。昔に比べれば少なくなっている気はしますが、"ヒッチコック映画ハラスメント"や"黒澤映画ハラスメント"は今でも現役でしょうし、『シン・ゴジラ』のヒット時には”初代ゴジラハラスメント”なんかが横行していたことでしょう。
【思い当たる映画鑑賞ハラスメント?的な言い回し】
・『○○○を観てないなんて人生損してる!』
・『×××を観てない奴に映画を語る資格はない!』
・『△△△の良さがわからない? ならお前の好きな映画を言ってみろ!』 etc.
現在でも新作シリーズが続く『ドラゴンボール』ですら古典作品として"ハラスメント案件"になってしまうのですから、半世紀以上も前に作られた白黒映画を勧めるというのは若い方から見れば「古い価値観でガラクタを押し付けてくる迷惑行為」でしかないのかもしれません。
お決まりの冒頭。「興味を持ってもらいたい」というのは、受け手にとっては単なる「押し付け」なのでは・・・?
各動画の冒頭やプロフィールには「興味を持ってもらいたい」という言葉を記していますが、この動画は果たして「勧める」行為の範疇に収まっているのか。一線を越えて「押し付ける」行為になってしまってはいないか。動画を何作も作っているとそのへんの平衡感覚が失われていって無自覚になってしまいます。感覚狂うほどたくさん作ってはいないだろ、というツッコミはここでは無しの方向で苦笑
「白黒映画を知らないなんてありえない」と思って動画を作っているわけではありませんが、どこかで視聴者の方を不快な気持ちにさせているかもしれませんし、最新回では魔理沙が行き過ぎてしまって霊夢を苦しめる、というオチにしてしまいました。そして、土日に作り始めた第6回の茶番でも"なんやかんやあって霊夢に半ば強引に白黒映画を見せる"という展開にしてしまっています。正直、今の私は物凄く危ういことをしているのかもしれません。
私の動画が「押し付ける」ものにになってしまっていると感じた方がいらっしゃたら、動画のほうに積極的にコメントしていただけるとありがたいです。(既にアウトかもしれませんが)なるべく「勧める」動画でいられるよう努めてまいります。
↓↓以下、記事投稿後加筆(今後のネタバレあり)
とりあえず作ってみた冒頭。茶番はいつも見返すのが凄く恥ずかしいです。というか、今回ばかりは作り直すべきかも。
次回は旧シリーズで紹介してない作品を取り上げる予定ですのでまだ何も書けていませんが、なんとか年内(出来れば来月)には投稿できればと思っています。毎回頭を悩ませる関連作品選びも、今回は15本くらい見直す程度であまり時間をかけずに固まりました。ただ、めぼしい資料を見つけることが出来なかったため、物凄く内容の薄い動画になると思います(元から濃いわけではないですし、薄くても30分前後の動画になってしまう気がしてなりませんが苦笑)。よろしくお願いいたします。
コメント

No.40
(2018/10/18 22:24)
自分はDB見てないって言ったら非国民!って言われたなぁ
今も見てない〜
今も見てない〜

No.41
(2018/10/18 23:12)
大抵みんな自分の好きなもん知って欲しいんだよね。俺の私見でしかないけど、そのジャンル自体を知らなかったら素直に聞いてみるのも手だぞ。この場合漫画自体全然読まないならいい機会なる。ただめっちゃ読む奴は勧められた時も勧めるときも心得てるもんだからいいんだけど、問題はライト層なんだよね所謂ほどほど。勧めるときはジャンルを満遍なく知っておくほうがお互いの幸せ。

No.42
(2018/10/19 00:37)
20数年前に流行った漫画を読むことが現代のコンテンツ制作に果たしてどれほど役立つのでしょうか。
これほど愚かしいことをエディターが言っていること自体問題しかないと思う。
粗探しに夢中で、今でも世界中で愛されているという意味に気づけてない時点で悲しさの塊。
これほど愚かしいことをエディターが言っていること自体問題しかないと思う。
粗探しに夢中で、今でも世界中で愛されているという意味に気づけてない時点で悲しさの塊。
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私も当記事の冒頭に書かれた要約程度にしかこの出来事を知りませんが、貴シリーズでは気にする必要はないかと考えます
そもそも、職場というある意味逃げ場のない環境で投げかけられた押し付けと、動画サイトといういつでもブラウザバック出来る環境での押し付け?をイコールで結べない、というのは当然として、
件の「ドラハラ」は「ドラゴンボールを読んだことがないなんてあり得ない」、つまり「ドラゴンボールを読む」以外の選択肢を提示していませんが、
白黒映画シリーズさんは「今回のテーマはこの作品」「テーマ作品と同じジャンルはこれらの作品」と選択肢を提示しておられます
選択肢があるということは、選ばないという選択も可能なわけですからそれを指して押し付けとは呼べないのではないでしょうか
また動画作品内でのキャラクターの振る舞いについても、あくまであ... 全文表示