アールの部屋、第15回が無事終了しました。
今回は年に一度の世界的な格ゲーイベント「EVO2014」にて、海外のコメンテーターを中心にインタビューをさせていただいた動画を紹介させていただきました。最近では日本選手が海外の大会で活躍することも珍しくなく、海外の大会配信で、よく見るコメンテーターは日本でも顔と名前を憶えられています。
しかし、どのようなことをコメントしているのか、どのような考えでその役割を担っているのかまではわかりません。自分も日本のイベントでよくしゃべらせていただいていることも相まって今まで聞いてみたかったことをたくさん投げかけてきました。
アールの部屋 第15回 アーカイブ視聴ページ
Part1 http://www.nicovideo.jp/watch/1406810214
Part1 http://www.nicovideo.jp/watch/1406810214
今回インタビュー動画を撮れたのは昨年のスパ4EVOチャンピオンのXianと、ウルトラデイビッド、ジェームスチェン、Zhi、スキソニックという4名のコメンテーターでした。コメンテーターは日本でいう実況・解説者にあたりますがアメリカやアジアのユーザーが求めるもの、またそれぞれのコメンテーターのスタイルという話に膨らんでいき、なかなか聞けないお話が聞けたかと思います。
コメンテーターインタビューでは共感できることが多すぎて余計なことまで話してしまい反省。なかなかない機会に興奮してしまいました。ワイプで土下座を入れてもらいました。
チームメイトのガクト選手が最終日まで勝ち抜いたこともありほとんど寝ないで練習相手をしていたXian。フラフラになりながらもインタビューに応じてくれて本当に感謝しかありません。
コメンテータートークからアメリカのトーナメント事情、プレイヤー評価まで幅広く質問に答えてくれたウルトラデイビッド。(画像右)弁護士の仕事をしながら好きな世界に携わる聡明なコメンテーターでした。インタビュー後、対戦したらまさかの投げキャラ使いで悶絶しました。
笑顔がステキなジェームス(画像左)は今年も引っ張りだこということでしたが、通訳を通しても伝わるお茶目さと真面目さに感心しました。質問からの答えには共感できることも多く、
自然とその場に笑いが起きる、そんな雰囲気の持ち主でした。
通訳としても活躍してくれたZhi(画像右)のスタイルはスタンドアップコメディを取り入れたものだということでジョークが好きなZhiらしいなと思いました。語学は格ゲーに似ている
と言っていて、文法はコンボルート、単語は通常技、形容詞は必殺技みたいだと言っていてすごく参考になりました。
試合中に歌をうたいだしたりと陽気なイメージが強かったスキソニック(画像左)でしたが、話を聞いてみるととてつもなく真面目で、熱心なコメンテーターでした。新しい表現に挑戦したり、他のスポーツから言葉を引用したり、たゆまぬ努力を感じました。
けっこうな時間のインタビューを撮ってきたのですが、まさか一日ですべてを流すとは自分も思っていませんでした。しかし、海外のコメンテーターたちの話はどれも興味深く彼らの人となりを知ることで、今後の海外の大会配信もさらに楽しく見れるようになるのではと思っています。
今年のEVOが二回目の経験だったのですが、行くたびに海外プレイヤーとのつながりが深まっていく実感があります。さまざまな国の文化を知り、格闘ゲームの楽しさをより深く伝えられたらいいですね。とても忙しい中、快くインタビューに応じてくれた5名には心より感謝しています。
さて次回アールの部屋は8月16日21時30分からの放送予定となっています。自分もまだ詳しく聞かされていませんが、何か凄いことが起きるらしいです。ここまで15回(1回は入院)やってきていろんなことがありすぎたので何が起きても驚かないですけどね。
ご期待ください!
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