誤解されるといけないので明言しておきますが、
わしは自分が道徳的に生きて来たとはとても言えない。
そもそも「道徳一直線」で生きてる人間がいたら、
それはギャグ漫画になります。
描いてみたいくらいです。
わしの道徳的感覚は『卑怯者の島』の主人公・神平に
近いのではないかな?
『卑怯者の島』は道徳のリアリティを描いた物語だと
言えるでしょう。
ただこれは言えるのですが、「良い人と思われたい」、
「良い人と思われた方が得だからそうする」という
感覚はバカバカしくて考えたこともない。
右派にも左派にも悪い人として嫌われている現状の
方が、自分を偽らずに済むからよっぽど気持ちがいい。
さらにこうも言えます。
もしイラク戦争で、大量破壊兵器が発見されていたら、
しかもイラクが日本のようにアメリカに簡単に平定されて
いたら、わしは『ゴーマニズム宣言』を止めていたでしょう。
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小林よしのりライジング
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