くりん のコメント

こんばんは。
6月23日にアップされた高森先生の「恐ろしい判決」について私なりの意見を述べます。

この事件が起きるまで、妻は夫の裏切りへの怒りを夫にぶつけたことがないように察せられました。
浮気発覚当初は喧嘩してるところを子供に見られたくないことを理由に、浮気したときのことをことかまかに話されたときは今さら蒸し返す話でもないと怒りをぶつけることを我慢したのかもしれません。
介護が必要になった夫の身長は180cm台、介護していた妻は150cm台です。
私は過去に介護職に従事していたとき様々な体格の方の介護を担当していました。似たような小柄な女性でも日常生活の介護は辛いものでした。
自分よりも背の高い夫を介護しなければならない身体面&精神面での負担による多大なストレスが長年溜め込んで来た夫のかつての浮気への怒りと合わさって、夫の殺害という最悪の事態を引き起こしてしまったのでしょう
もし妻が夫の過去の浮気への怒りを何らかの形で夫に直接ぶつけていれば、このような事態は避けられたのではと思います。

「もう時効だ」という言葉は傷つけた側が決して言ってはならない言葉です。
かつていじめを受けていた人が同窓会でいじめやいじめを見て見ぬふりをしていた同級生と会って同級生たちがいじめのことを全く覚えていなかったことに、「反省なんてしてなかったんだ」と怒りを覚えたという記事を読みました。
したほうはきれいさっぱり忘れてしまっても、されたほうはそのときの痛みも苦しみも悲しみも憎しみも決して忘れません。

「もう時効だ」と過去の浮気の内容をこと細かにひけらかすのではなく「あのときは本当にすまなかった」と伝えていれば夫はあんな無惨な最期を迎えずに済んだのに、と思います。
「したほうは忘れても、されたほうはいつまでも傷となる」のです。

No.191 114ヶ月前

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