宮台真司と東浩紀との幻冬舎新書のための鼎談、
また4時間半くらいやってしまったが、いやはやとんでもなく
面白かったし、勉強になった。
東氏のインターネットの恐ろしい罠について、今まで
自覚なかったが、今日初めて理解できた。
宮台氏の分析を聞いても、現状はなかなか底知れぬ絶望しか
見えないが、現状を把握するところしか始まらない。
自称保守の論壇村では絶対議論されない社会の実情を、
今日は知ってしまった。
やっぱりあの二人は凄い。面白い。
自称保守、あるいはリベラル左翼の枠組みに入らない言論が
確実にあるということを、わしらは提示して見せなければ
ならないだろう。
彼らの協力がまだ欲しい。
鼎談の後も、岸端と話し合いながら帰ったが、世界を均一化
させるグローバリズムの抵抗の拠点としてのナショナリズム
は、実はここにあるのではないかという例証があるので、
次の「ゴー宣道場」のときに話してみたい。
自分の思い込みを打ち破ってくれる存在は実に貴重である。
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