くりん のコメント

今週もライジング配信ありがとうございますvv

約13年という短すぎる生涯を閉じるその瞬間まで、自らの道徳心を守り抜いて旅立った上村君。
イスラム国ならぬカワサキ国と呼ばれるほど治安の悪い川崎に引っ越すことなく今も島根の西ノ島にいれば、上村君は殺されることなく元気に幸せに暮らしていたのにと思うと胸が痛みます。
殺されるために川崎へ行かされたようなものです。
上村君の母親は「私は母親である前に一人の女だ」という思いから我が子より恋人を選んだのでしょう。そんなに女としての自分を優先したいのであれば、いっそのこと親戚か施設に上村君含めた子供たち全員を預けてどんずらしてくれたらよかったのに。
せめて他の子たちだけでも、この母親から引き離すことはできないのでしょうか。

山口県光市の母子殺害事件で事件当時未成年だった犯人の死刑が確定したとき、心の底からホッとしました。
事件当時未成年だったというそれだけの理由で、罪のない二人の命を奪い遺族に永遠に癒えることない傷を負わせた化け物が死刑を免れ更生の機会を与えられるという事実に納得できるはずがありません。
北海道の女子高生が自分を虐待し続けた祖母と母を殺した事件のような深刻な事情があるならまだしも、気に喰わない・自分の命令に従わないという身勝手極まりない欲求のためだけで命を平然と奪った化け物に未成年だからという理由だけで更生の機会を与えられたら、被害者や遺族の無念は永遠にはらされないのです。
法が加害者を守るだけしかしないのなら、自分の手で加害者を罰して被害者の無念をはらそうとする遺族が出てきてもおかしくないでしょう。

ネットによる誹謗中傷に直接さらされるのは加害者本人ではなく加害者の家族です。
加害者自身は塀の中というある意味世界一安全な場所で守られ、直接ダメージを受けることはありません。加害者家族への誹謗中傷は「どんなに残虐非道な加害者でも、自分のせいで家族が傷つけられれば反省するだろう」というお花畑的発想と、正義の味方きどりの憂さ晴らしから成り立っています。
たとえ未成年であろうと罪を犯した代償は加害者自身の手で払わせるべきです。
親兄弟や親族に代わりに責任をとらせるという考えは、加害者を甘やかしてるだけに過ぎません。「家族が責任取ってくれてラッキー」と加害者をつけ上がらせるだけでしょう。

たとえ顔を変え名を変えて逃げようとも、自ら犯した罪から逃れることはできません。
罪から逃れようとすれば、その罪は自ら追ってきます。
その罪の名のもとに刑に処されるか、被害者の怨霊に憑り殺されるか。
本当に上村君に申し訳ないと思っているのなら、罪に対する罰を甘んじて受けなければなりません。
赦されてもいいのは、罪を犯した自分を絶対赦さないと心に誓った人だけです。
その人にとっては赦されることこそが罰なのですから。

No.66 118ヶ月前

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