『新戦争論』の原画コピーをまた全部見直したが、
やっぱりどうしても第14章の絵が急ぎすぎて
希薄になっている。
この第14勝と最終章は戦時中の国民の感覚の
対比になっていて、片や揺るぎない国民意識、
片や葛藤からの覚悟である。
当事者意識と覚悟に、全編を通してこだわった
今回の『新戦争論』では、この二本は重要なので、
もっと描きこむ必要がある。
母親の顔もわしが描くべきだった。
こちらにある『大東亜論』の原稿のペン入れが
終わったら、わしが描き直すから、
スタッフはその準備をしていてくれ。
顔部分の切り張りを頼む。
明日には取りに来るぞ。
どこに手を入れるべきかの修正個所の
指摘はあとでする。
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