小林よしのりライジング

担当編集者の活躍

2014/06/06 17:30 投稿

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小学館の人事異動が徹底している。

SAPIOは売れ行きを伸ばしてすごくうまくいってるのに、
全員入れ替わってしまうらしい。

自称保守の単細胞雑誌が、安倍政権バンザイ、
嫌韓・嫌中バッシング記事でやってる中、その路線からは
一定の距離を保ちつつ、ナショナリズムを操って、
売り上げを伸ばした三井編集長は
「週刊ポスト」の編集長になるという。

わしの担当の中澤氏は「女性セブン」に行くことに
なったので相談に来た。

皇統問題のことは頼んでおいた。 

わしの新担当には、酒井氏が復帰する。

酒井君はポストの時も度々電話してきてたから、
安心して任せられる。

 

わしの担当編集者は出世する者が多くて、
『東大一直線』の担当だった堀内氏は、
集英社の社長になってしまった。

『おぼっちゃまくん』の担当だった久保氏はその後、
「ポケモン」をヒットさせて、名編集者・プロデューサーとして、
出世街道まっしぐらだ。

幻冬舎の長年の盟友とも言える志儀氏は、『戦争論』以降も
幻冬舎新書を成功させ、ゆるぎない地位を築いている。

SAPIOのときの担当だった寺澤氏も、「スピリッツ」で
何本も連載を立ち上げる活躍をしている。

『遅咲きじじい』の担当だった武藤氏は、今は「少年サンデー」
でやってるが、電話して来て、今度会うことになっている。

 

担当編集者が活躍するのが嬉しくなるのは、
やっぱりわしが年とったからだろうか?

 

 

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