中国軍機が自衛隊機に30mの異常接近をした事件は、
度外れた危険な行動だ。
マッハで飛んでる戦闘機が接近するのは一瞬であって、
敵意があったら避けることも難しいだろう。
しかも中国機にはミサイルを積んでいたのだから、
戦闘行為だと見ることもできる。
これは戦争を仕掛けていると見てもいいくらいだ。
奇妙なことだが、この事件はまるで、日本の
「集団的自衛権容認」を応援しているように見えることだ。
集団的自衛権行使はひとえに「中国の軍事的脅威」が
原因なのだから、その脅威を肯定するような行動を
中国がとることが奇妙すぎる。
中国は「日本はもっとアメリカと一体になってね!」
と応援してるのか?
イラク戦争の支持を小泉首相(当時)が表明したときも、
「北朝鮮の脅威」が動機になっていて、
わしが「朝まで生テレビ」で反対の論陣を張った朝に、
読売新聞が「北朝鮮がすでに原爆6発所有」みたいな報道を
一面で書いていた。
読売新聞は「日本の米国属国化」を応援する新聞で、
そのための世論操作や世論調査の作為をいつもやる。
不思議なことに北朝鮮や中国なども、「日本の米国属国化」
を支援する行動をいつもやるのだ。
我々、自主独立派の日本人は、
この罠に嵌っては絶対にいけない!
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