小林よしのりライジング

移民と公共性 フランスより

2014/05/18 07:00 投稿

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パリでフランス政府が五つ星の上のPalaceという
称号を与えた高級ホテルに泊まってるのだが、
やっぱり日本と比べたらサービスが見劣りする。

施設的には、そもそもトイレにウォシュレットが
付いてないし、タオルの質が悪いし、
枚数が少な過ぎる。

バスやシャワーの配置が変で快適ではない。
清潔感や客の使いやすさを徹底して考える
日本のホテルの方がやっぱり上だ。

 

もっと変なのは、留守中の部屋の掃除が
全然なってないことだ。

使ったあとのグラスを片付けてないし、
新しいグラスを置いてないし、冷蔵庫の補給が
されてない。

水を飲むのに必要なせんぬきがなくて、
借りて使っていたら、翌日の掃除のあとで
必ずなくなっている。二個もなくなった。

せんぬきを持って来いと頼んで、持って来たら、
チップをやるので、チップ欲しさに、
いちいち持ち去るのかもしれない。

それとも別の意図があるのだろうか?

フロントに厳しく言ったら、その夜は
きちんとやっていた。やれば出来るのだ。

フロントやドアマンやレストランのギャルソンの
教育はされているが、掃除などの裏方は
移民がやってるのかもしれない。

もう偏見が付いてしまった。

 

しかしフランス政府は自国のホテルに甘いな。

日本のホテルが五つ星なら、
フランスのホテルは星二つにしとくべきだ。

 

街はとにかく異常にスリが多い。

数人で役割を決めて犯行してるから、
相当警戒した方がいい。

ルーヴル美術館では毎日スリの被害が
30件以上ある。

スリが多すぎて、守衛が2度もストを起こしたそうだ。

スリが多すぎていやだとストをするというのは
意味がわからんが、こっちではそういう感覚
なのだろう。

 

寿司屋や焼鳥屋がやたら増えていて、
その9割以上は中華系のインチキ和食だ。

近くに「金・キム」なんて和食レストランがある!

奴らは日本の評判を落とす。

金儲けのためには何だってする連中だ。

デタラメな寿司と、味噌の入ってないミソスープを
出すらしい。

 

移民の問題は公共性の劣化に繋がる。

パリにほんの少し観光に来ただけで、
それが見えてくるのだから、
暮らしたら腹がたつこといっぱいありそうだ。

他民族が悪いのではなく、
安易な移民政策を行なう政府が悪いということを
肝に銘じておくべきだろう。

スリ

モナ・リザ

↑ スリが最も多発する『モナ・リザ』前

 

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